緊急入院から退院へ

転んだタイミングと場所が悪かった

公開日:2022.11.09

転んだ私がいけない、とはわかっていても、後悔ばかり。連休初日の入院だったので、痛みに耐えながら、ただ連休が明けるのを待つばかり。連休が明けてやっと検査が始まり、そこから手術の日程が決定。なんとなく、スケジュール感が見えてきました。

転んだタイミングと場所が悪かった
大腿部の骨折のイメージはこう

なぜ、高齢者の事例ばかりなの?

若い人の場合、交通事故や転落事故などかなり強い力が加わった時に、大腿部を骨折することはあるようですが、頻度は少ないということです。

頻度が多いのは、骨が弱くなっている女性、特に高齢者。だから出てくる症例も高齢者の場合ばかり。

ただ幸い「転子部」というのは、比較的骨がつきやすい場所のようでした(私が右大腿骨転子部骨折を骨折した経緯はこちら)。

高齢者の場合、「1か月くらいで歩行器などを使って歩けるようになる」とWeb上の情報にありました。

すでに渡されていた手術計画書を読んでみると、入院期間は30日間の予定……。がっかりして入院計画書を見れば、2~3週間となっていました。手術をした先生によると、一番早い人は10日で退院したそう(参考になる情報が本当に少ない!)。

これでは目標設定ができない。それならと、先生がおっしゃった「10日で退院」を目標にしました。

リハビリで汗をかく

手術の翌日から始まったリハビリ。

最初はけがをした右脚は、曲げ伸ばしも、上げ下ろしも、脚が動かなくて死に物狂いでした。リハビリ室にいる人の中では、間違いなく、わたしは最年少。

周りを見ていると、男性たちは「今日は疲れたからもうやらない」とか、「20回がんばりましょう」と言われても、ズルしてやらないし、中には居眠りしている人も。

それに対して、女性たちはしっかりノルマをこなしています。92歳のおばあさんは「ちょっと前までバタフライ泳いでいた」と言っていて、筋トレも「わたし、ちゃんとできている?」とリハビリの先生に確認しながらしっかりこなしていました。

なんだか「やはり、女性は強いな」と実感。

リハビリで汗をかく
昔懐かしい「上履き」がリハビリのお供

そして、退院

手術から10日が経っても、退院はできず……。

気を取り直して、次の目標を2週間にセット。

ちょっと無理して歩けば、傷は痛くないのに、それ以外のところが痛くなるという悪循環。リハビリがお休みの日曜日、とりあえず、1日ボーッとベッドの上て寝てました。

それが良かったのか、月曜から脚の痛みが軽減して、歩行器から杖歩行になり、うっすらと「退院」が見えてきました。

こうなったら早く退院したいので、杖歩行をがんばり、週末に退院という目標設定をして、ひたすらリハビリに励んだ結果、しっかり週末に退院となりました。

骨は、どこを折ったの? というくらい、綺麗にくっついています。

骨折をして緊急搬送されて3週間で、やっと、家に帰ってくることができました。

そして、退院
どこを骨折したかわからない!(ボルトはこのまま体内に)

 

■もっと知りたい■

Lulu

東京生まれ、東京育ち。仕事の関係で1年3ヶ月暮らした福岡に恋に落ちた、福岡推し。「美味しい」ものを求める旅が好きです。写真を撮ることが好きで、「東京を歩く」というテーマで日常を写しています。右脳派の発見をお伝えしたいと思います。

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