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- BSテレビを見ながら、カンタベリー街歩き
コロナ禍、しかたなくBSテレビで街歩きを楽しんでいます。先日は、イギリスのカンタベリーの街歩きの放映で、以前訪れた思い出のカンタベリー歩きができました。
BSテレビで見るカンタベリー
コロナ禍でどこへも行けずに仕方なく街歩きはもっぱらBSテレビです。先日もイギリスのカンタベリーの街歩きを放映していたので早速見ることにしました。
カンタベリーは古いイギリスのキリスト教の謂れのある有名観光地で、立派な大聖堂が街の中心にあります。城壁に囲まれた旧市街は趣があり「カンタベリー物語」などでも有名で、ロンドンから列車で1時間ほどで行くことができるため一日観光にはうってつけの街です。
チェルシー・フラワーショウ
どこにでも自由に海外旅行ができた善き時期に、私たち家族はチェルシーフラワーショウを見るためにロンドンに出かけました。我々夫婦と次男坊は一緒に日本から出立しましたが、当時マレーシア在住の娘はクアラルンプールから飛んでくることになり、ロンドン・ヒースロー空港で待ち合わせをして合流しました。
チェルシーフラワーショウの当日、開園初日のオープニングのカウントダウンに立ち会い、世界中から集まった人たちと一緒に門の前でカウントダウンを数え高揚感に包まれ感動のときを共有しました。
フラワーショウは王立の病院内の庭園で開催されます。病院と言ってもそれはそれは大きな病院の敷地で、戦病者のためのものです。手入れの行き届いた広い敷地では、かつて兵士だった老人たちが老後の日々をゆったりと暮らしています。芝生の向こうの建物の外には、ベンチに座る老人たちの姿が絵画のように見て取れました。
フラワーショウの翌日からは家族4人で観光をすることになりました。お天気が良いので、この日はどこへ行こう……と、悩んだ結果、地図を広げて「あ、ここへ行こう」の私の一言で行く先がカンタベリーと決定したのです。
カンタベリーを歩く
カンタベリーは大きなゲートをくぐって街の中に入っていきます。古い町並みがおとぎ話の世界に紛れ込んだかのように錯覚してしまいます。
イギリスのキリスト教の大本山でもある大聖堂は、街の中心部にそびえたっていて素晴らしいランドマークになっています。中に入ってみると素晴らしい建築法にびっくりします。大きな聖堂内のこうもり型の梁のある天井を見上げたまま、お口あんぐり状態になってしまいます。
荘厳な雰囲気の中にステンドグラスの光が差し込み、悠久の世界観を感じます。また聖堂を出ると、中庭にはハーブ園を手入れする庭師の姿が目に入りました。ヨーロッパでの庭師の地位は、日本社会とは少し受け取り方が異なり、医者や弁護士に匹敵する名誉ある職業なのです。庭師の働くハーブ園は、かつて教会で施される病人のための薬草を育てていた場所なのだろうと思い自然体のハーブ園を後にしました。
私と息子、娘はお気に入りで見て回った大聖堂でしたが、旅の疲れが出たのか夫は大聖堂に入場せずに門の前のカフェでゆっくり珈琲を楽しんでいたようです。BSテレビで見ている時にもそのカフェが見えて、夫はやけに感激していました。何処の街でもかつて自分が出かけたことがある街並みが放映されると、親近感が沸きついついテレビに夢中になって見入ってしまうものです。
川沿いの路地の奥にも古い建築があり、かつての宿屋の様でしたが、その姿の雰囲気ある佇まいに感動したものです。テレビでもその建物が紹介されていましたよ。
ロンドンから1時間ほどのこの街は、世界中からの観光客であふれているようです。コロナ旋風が落ち着いて平和な世の中になり自由に海外旅行ができるようになったら、ぜひみなさんもロンドンから列車に乗ってカンタベリーを訪れてみてください。
BSテレビの街歩きとダブらせて、思い出のカンタベリー歩きができました。
早く世界が落ち着きますように祈らずにはいられません。
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