チヂミにはどんな具を入れればいいの?
2024.09.122020年12月22日
素朴な疑問
日本ののり巻きと韓国ののり巻き、キンパの違いとは
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、家族で韓国料理店へ行きました。そこで初めて食べたのが「キンパ(「キンパプ」とも呼ばれます)」。一見すると日本ののり巻き(太巻き)と同じなのですが、食べるとごま油の香りがたまらないおいしさでした。自宅でも作れないかしら…….。早速調べてみました!
日本ののり巻きと韓国のキンパの違い
- ごはん
日本ののり巻きは酢飯を使いますが、キンパは炊きたてのごはんに、塩、ごま油を少し入れて味付けをします。
- 具材
日本ののり巻き(太巻き)の具材は、お刺身、かんぴょう、卵焼き、キュウリなどが一般的です。一方、キンパの具材は非常にバラエティーに富んでいます。たくあん、コチュジャンを使い甘めに味付けされた牛肉、ニンジンのナムル、ほうれん草の他、ツナ、キムチ、かにかま、卵焼き、ハム、チーズなど、家庭やお店によってかなり違いがあります。ちなみに、お刺身を使うことは少ないんですって。
- のり
キンパは韓国料理なので、当然韓国のりを使うと思いきや、味の付いていない普通ののりが使われます。ただし、ごま油をアクセントにするため、手先につけて調理したり、仕上げにはけで塗ったり、包丁に軽く付けて切るなどの方法で調理します。日本ののり巻きにも、味の付いていない普通ののりが使われます。
キンパは韓国のファストフード
韓国人にとって、キンパは身近なファストフードです。街中に多くのキンパ専門店があり、「プンシク」と呼ばれる軽食屋さんでも手軽に食べられます。また同時に、家庭料理としてもポピュラーなので、日本のおにぎりのような存在でもあるといえるでしょう。簡単に作れて持ち運びに適している点も、おにぎりと似ています。
たくさんの具材を巻けば、見た目が華やかになり、栄養バランスもよいキンパは、韓国の母親が子どもに持たせるお弁当としても広く知られています。家にあるもので作れますから、一度試してみてはいかがでしょうか?
キンパの基本の作り方
- ごはんに塩とごま油を混ぜておく。
- (味付きでない)大判のりにごはんを広げる。
- 好みの具材を並べる。
- 手前からギュッギュッと、ゆっくり巻く。
- 包丁でひと口サイズに切り分ける。
- ごま油をはけでサッと塗る。
- 白ごまを上から振って完成。
エゴマの葉、キムチ、ナムルを入れると本格的な風味のキンパが出来上がります。
早速ワタシもキンパを作ってみたところ、家族には大好評でした(よかった~)。これからも、いろいろな具材を試してみたいと思います。
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参照:エキサイトニュース
イラスト:飛田冬子