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素朴な疑問長月(9月)の由来・意味って?その他の呼び名も!
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
9月に入り夜が長くなってくると、なんだか少しさみしい感じがします。こんな秋の夜長は、ゆっくりと趣味に時間を使って、のんびり過ごすのがいいわね……。
そういえば、9月って長月(ながつき)ともいうわよね。夜が長くなるから長月っていうのかしら? 時間もたっぷりあるし、調べてみましょう。
長月(9月)の由来・意味
長月は、旧暦で使用されていた9月の和風月名。
その由来は諸説ありますが、古くから“夜長月(よながづき)”が省略されたという説が有力です。旧暦9月ともなると、日の入りが早くなり、夜が長いと感じるようになる季節。そこから「夜長月」と呼ぶようになり、縮まって“長月”になったといわれています。
このほかに、稲熟月(いなあがりつき)や稲刈月(いなかりづき)、穂長月(ほながづき)などが変化したという説や、5月と9月は長雨の時季で、「ながめ」という物忌み(ものいみ)の月だったためだとする説もあります。
9月はその他にも呼び名がたくさん!
9月は「長月」の他にも以下のように呼び名がたくさんあります。
現代の9月は若干暑さが和らぎ始めた頃ですが、旧暦は現在と1〜2ヶ月ほどのズレがあるため、旧暦9月が現代でいう10月や11月頃の感覚です。
昔の人々にとって菊や紅葉、さまざまな果実の季節であり、夜中に冷え込むことも多くなってくることから、これらの呼び名がつけられたと考えられます。
【小田刈月(おだかりづき)】
旧暦9月は稲刈りの季節、田んぼの稲を刈りとる月という意味からついた名称です。「小」は小さいという意味ではなく、接頭語(語調をやわらげたり整えたりする言葉)だといわれています。
【菊秋(きくしゅう・きくあき)】
9月9日は、菊の節句とも呼ばれる重陽(ちょうよう)の節句。江戸時代は盛大にお祝いをしました。「菊見月(きくみづき)」や「菊咲月(きくさきづき)、「菊開月(きくひらきづき)」、「菊月(きくげつ・きくづき)」など、旧暦9月といえば菊の月だったのです。
【紅葉月(もみじづき)】
旧暦8月にも「木染月(こぞめづき)」「紅染月(べにそめづき)」など、紅葉の状態を表した言葉がありますが、本格的な紅葉シーズンは旧暦9月。その名の通り「紅葉月」という異称がありました。
【寝覚月(ねざめづき)】
夜中の冷え込みで眠っている途中に目が覚めることが増えたり、秋は物思いの季節であり、どうしても眠りが浅くなることから呼ばれるように。
【梢の秋(こずえのあき)】
旧暦の秋は7月・8月・9月。9月は晩秋にあたることから、「末秋(すえあき)」とも呼ばれました。
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参照:ウェザーニュース
イラスト:飛田冬子
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