- ハルメク365トップ
- 素朴な疑問
- 甲子園の土を持ち帰るのはなぜ?
素朴な疑問甲子園の土を持ち帰るのはなぜ?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
今年の夏、親戚の子が甲子園に出場するそう。テレビで見るのが今から楽しみです! 甲子園といえば、熱戦の末に負けたチームの選手たちが泣きながらグラウンドの土を集めて袋に入れ、持ち帰るシーン。涙もろいワタシは、毎年もらい泣きしてしまいます。
でも、なんで甲子園の土を持ち帰るのかしら? 気になるので調べてみることにします!
甲子園の土を持ち帰るのはなぜ?
甲子園の土を持ち帰る1番の理由は「甲子園は高校球児の夢だから」です。甲子園球場でプレーしたという証であり、高校時代の3年間を忘れないようにするために持ち帰ります。
持ち帰った土をガラス瓶などに入れて保管している元球児も多く、それを見ると当時のこと、幼い頃からの夢であった甲子園に行ったことが懐かしく思い出されるそう。
甲子園に出場できる最後の年である3年生は、全員持ち帰るのが一般的ですが、1・2年生は次も頑張ろうと気持ちを切り替え、土を持ち帰らないこともあるようです。
甲子園の土を最初に持ち帰ったのは誰?
諸説あるため明確にはわかっていませんが、甲子園の土を最初に持ち帰ったとされる人物として有力なのは、以下の2人だといわれています。
1937年夏の甲子園に出場した熊本工の川上哲治選手
甲子園出場後、巨人に入団し、選手・監督として多大な功績を残した川上哲治選手も、甲子園の土を最初に持ち帰った人物とされるひとり。
第23回大会にて、愛知の中京商に敗れた川上選手は、球場の土を靴下に入れて持ち帰り、後輩たちの未来が甲子園へとつながるよう、母校が練習場として使っていた水前寺球場に撒いた。
1949年夏の甲子園に出場した小倉高の福嶋一雄選手
大会3連覇をかけた第31回大会、倉敷工との準々決勝にて、延長10回の末にサヨナラ負けを喫した福嶋選手が、もうろうとしながらユニフォームのズボンのポケットへ球場の土を詰めたのを、大会審判副委員長が見ていた。
敗戦から2日後、一通の手紙が届いたことで無意識のうちにポケットへ球場の土を詰めていたと知った福嶋選手は、自宅のゴムの木の植木鉢にその土を入れ、その後もずっと玄関に置いていた
感染予防対策で甲子園の土が持ち帰り禁止に
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、甲子園の土の持ち帰りを禁止されていましたが、今年は、2019年以来、4年ぶりに選手たちが試合後に甲子園球場のグラウンドの土を集めて持ち帰ることが認められることになりました。
■人気記事はこちら!
- 春の甲子園の出場校ってどうやって決められているの?
- カバディってどんなスポーツなの?
- 2020年、体育の日がスポーツの日に変わる理由は?
- 知ってるようで実は知らない?素朴な疑問ランキング ベスト100
参照:NumberWeb
イラスト:飛田冬子
-
素朴な疑問 2021.04.28
話題の「メモリースポーツ」って何?
-
素朴な疑問 2020.10.01
スポーツドリンクと経口補水液は何が違うの?
-
素朴な疑問 2022.10.28
水筒にスポーツドリンクを入れるのはNG?
-
美と健康 2024.07.27
夏のウォーキングはここに注意!熱中症・夏バテ対策も
-
カルチャー 2023.07.25
【難読漢字】塁球、籠球、排球…なんのスポーツ?
-
トピックス 2023.03.08
素朴な疑問ランキング ベスト100
- いいね 0
- びっくり 0
- 役に立つ 0
- 泣ける 0
\ この記事をみんなに伝えよう /
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?