- ハルメク365トップ
- 素朴な疑問
- 畳のカビの原因って?落とし方&予防方法も
素朴な疑問畳のカビの原因って?落とし方&予防方法も
![畳のカビの原因って?落とし方&予防方法も](https://halmek.co.jp/media/uploads/a5976ae6acc76b667e92c312cad4edd21683772160.3393.jpg)
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近雨が続いたので、久々に晴れた今日はダンナさんと家中の窓を開けて軽い大掃除をしています。風を当てようと、和室のタンスをどかすと……。大変! 畳の端にカビが生えています!
確かにしばらく締め切っていたけれど、カビが生えるほど湿気が多かったのかしら? カビを取る方法も知りたいし、急いで調べてみます。
畳にカビが生える原因
畳にカビが生えるのは、畳表に使用されているイ草の性質に原因があります。
イ草は高い吸湿能力がある素材です。室内の湿気や埃を吸収して人間が気持ちよく過ごせる状態を保ってくれますが、梅雨などで湿気の高い日が続くと、より多くの湿気を吸収してカビが繁殖してしまうのです。
イ草は新しければ新しいほど湿気を吸収するので、畳を新しく貼り替えたときは、カビが繁殖しないよう注意しなければいけません。
畳のカビ取り方法
畳にカビが生えたときは、カビの胞子を飛散させないために一刻も早く取り除く必要があります。マスクとゴム手袋を用意して、天気の良い日に以下の方法で掃除しましょう。
【カビの取り方 】
カビの状態がそれほどひどくない場合は、窓を開け、換気を浴した状態で行いましょう。
①畳目に沿って掃除機をかける
その際掃除機の排気によってカビの胞子が室内に充満しないよう、掃除機の排気口を窓に向けて作業してください。
②畳目に沿って乾拭きする
濡らした雑巾を使ってしまうと、畳に湿気を与えて新たなカビの原因になるので注意が必要です。
畳表全体にカビが生えている場合は、畳を屋外に出して掃除します。
カビ全体に殺菌効果のあるエタノールを吹き付けて、20分ほど置いてから、再度エタノールを吹き付けて乾拭きします。
畳目にカビが詰まっているときは、先に畳目に沿ってたわしや歯ブラシでカビのついた部分を磨き、掃除機やほうきで取り除きましょう。たわしや歯ブラシは、カビをかき出すたびにエタノールを入れた容器ですすぐと、カビの胞子が広がるのを防げます。
カビを取り終わったら、再度エタノールをスプレーし、畳目に沿って乾拭きをして終了。
畳の湿気を抜くためにさらに3~4日陰干しするとよいでしょう。
畳のカビを予防する方法
畳のカビを予防するには、カビが発生する水分・栄養・湿度(60%以上)・温度(20度以上)の4つの条件を整えさせないことが重要です。
畳のカビの一番の原因である湿気がこもらないよう、定期的に部屋を換気し、できるだけカーペットやマットを敷かないでおきましょう。
また、日頃からこまめに掃除をすると、カビの栄養となるほこりや皮脂汚れが除去できるため、カビが生えにくくなります。
■人気記事はこちら!
- なぜ畳の縁(へり)を踏んではいけないの?
- 畳の日焼けを何とかしたい!対処法は?
- 地域によって畳の大きさが違うって本当?
- お風呂のピンクカビは実はカビじゃないって本当?
- エアコンにカビが生えてるって本当?
![ハルメク子さん](https://halmek.co.jp/media/uploads/164d1589d81f26ad71cb23bc36606c2e1683772094.2542.png)
イラスト:飛田冬子
-
暮らし 2022.06.11
少しの工夫で簡単に!家のカビ対策の6つのポイント
会員限定 -
暮らし 2021.06.28
夏の掃除:寝具まわりのカビ・ダニを防ぐ掃除のコツ
会員限定 -
素朴な疑問 2023.06.13
アルコールとエタノールの違いって?
-
素朴な疑問 2023.06.13
なぜ畳の縁(へり)を踏んではいけないの?
-
トピックス 2023.03.08
素朴な疑問ランキング ベスト100
- いいね 0
- びっくり 0
- 役に立つ 0
- 泣ける 0
\ この記事をみんなに伝えよう /
-
いきなり来る強い尿意…
尿モレを心配し過ぎて水分摂取を控えるのは絶対NG!生活習慣を変えれば、尿モレ対策は出来ます! -
圧倒的においしい「水」
国際味覚審査機構(ITI)主催のiTQi優秀味覚賞で、最高ランク「三ツ星」受賞!モンドセレクション金賞!「真においしい水」の条件とは一体? -
クーポン進呈!尿モレ対策
ハルメク読者の約8割が「不安」な尿モレ。その対策に、注目の「夜~朝専用」吸水パッドをご紹介。特別クーポンも進呈! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。 -
「疲れ」感じにくい体に!
気温も湿度も高い夏は疲れやすい季節。夏バテになる4つの原因と猛暑を乗り切る「体づくり」の方法を解説! -
何歳からでも若返り!
老けた印象に見える「顔たるみ」は簡単なケアの継続で解消できます!年齢のせいと諦めず、2週間チャレンジしてみましょう!