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素朴な疑問お風呂のピンクカビは実はカビじゃないって本当?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
お風呂の床や排水口まわりによく見かけぬめっとしたピンク汚れ。何度掃除しても、数日ですぐに新しい汚れが出てきて厄介ですよね。このピンク汚れ、カビと思われがちですが、実はカビではないんですって!
ピンクカビの正体と、しつこいピンクカビを撃退する方法を、さっそく調べてみようと思います。
お風呂のピンクカビの正体は?
お風呂の隅や目地、排水口、シャンプーボトルの底に広がる、赤みがかったヌメヌメした、ピンクカビ。毎日掃除しているはずなのに、気が付くとピンクカビがあちこちに広がっていたり、落としてもまたすぐに出てきていたりと、ゲンナリしてしまいますよね。
このピンクカビ、実はカビではありません。正しくは「ロドトルラ」という名前の赤色酵母で、微生物の一種。微生物は、人の体から出る皮脂汚れなどを養分にして成長し、お風呂の隅や目地など水分のある場所で繁殖します。
一方、同じように高湿度の場所に広がる黒カビは、胞子が温かく湿った場所に根を張って繁殖し、場合によっては人体に悪影響を与えます。
ピンク汚れは人体に害はないのですが、黒カビに比べて繁殖スピードが早く、あっという間に広がってしまうのが難点。
ピンクカビ(ピンク汚れ)を防ぐ方法
ピンク汚れは厄介ですが、黒カビと違ってスポンジに浴用洗剤をつけてこすれば取り除くことができます。
ただし、すぐに広がってしまうので、まずはピンク汚れが好む「温かくて水分と栄養(汚れ)のある場所」を普段から作らないようにするのが大切です。
例えばシャンプーや小物類は床に直置きせずラックに入れ、洗面器やイスは斜めにして壁に立てかけるなど、できるだけ風通しをよくして水分が残らないように工夫してみましょう。
また、風呂上がりに浴室全体をお湯のシャワーで流して、ピンク汚れの栄養となる皮脂汚れを取り除いておくのもおすすめ。水よりお湯の方が、蒸発が早く水分が残りません。
もうひと手間かけられるなら、タオルなどで水滴除去しておけばなおよし!あとは換気をしっかりするのも効果的です。
注意したいのは、スポンジでこすり洗いした後の、スポンジのお手入れです。そのままにしているとスポンジにピンクカビが残って、スポンジの中で繁殖してしまうことがあります。使った後のスポンジはよくすすいで干しておきましょう。
ぬめぬめして気持ち悪いピンクカビは、風呂上がりのひと手間で撃退しちゃいましょう!
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参照:Lidea
イラスト:飛田冬子
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