ヤフオク!とメルカリどっちをどう使い分けたらいい?
2022.08.242023年01月29日
素朴な疑問
ナイロンとポリエステルの違いって?見分け方は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
若い頃、お洗濯で大失敗をしたことがあります。買ったばかりのお気に入りのセーターを縮ませてしまい、なんとおへそが出る丈に! それからは、しっかり洗濯表示を見るくせがつきました。
今日もお洗濯前に洗濯表示を見ていたところ、ふと疑問が。ナイロンとかポリエステルって書いてるけど、一体何が違うの?気になったので調べてみました!
ナイロンとは
服に使われる繊維は大きく分けて「天然繊維」と「化学繊維」の2種類です。ナイロンもポリエステルも化学繊維に分類されます。
ナイロン(nylon)は、石油を原料としたポリアミドと呼ばれる合成樹脂から作られた、世界初の合成繊維です。1936年にアメリカのデュポン社がナイロンを開発。女性用のストッキングに使われたのがナイロンの始まりです。
ナイロンはストッキング、インナーウェア、水着、スキーウェアなどのスポーツウェアに使われています。
【ナイロンの長所】
- 摩擦に強い(耐摩耗性)
- シワになりにくい
- 軽い
- 乾きやすい
- 虫害を受けにくい
【ナイロンの短所】
- 熱に弱い
- 紫外線によって黄変(黄色く変色)しやすい
- 静電気がたまりやすい
ポリエステルとは
ポリエステル(polyester)は合成繊維で、エチレングリコールとテレフタル酸がエステル結合した「ポリエチレンテレフタレート(PET)」から作られることが一般的です。ポリエチレンテレフタレートは、ペットボトルの原料としても有名です。
洋服や和服、スポーツウェア、セーター、レインコートなど幅広く使用されています。
【ポリエステルの長所】
- 丈夫で、型崩れや縮みが起こりにくい
- シワになりにくい
- 熱に強い
- 酸やアルカリに強く、ドライクリーニング可能
- 日焼けが起こりにくい
- 乾きやすい
- 虫害を受けにくい
【ポリエステルの短所】
- 吸湿性が低い
- 毛玉ができやすい
- 静電気が起こりやすい
ナイロン・ポリエステルの違いや見分け方
ナイロンとポリエステルはどちらも化学繊維(合成繊維)ですが、見分け方はあるんでしょうか?調べてみたところ、ナイロンとポリエステルの違いを見た目だけで判断するのは難しいようです。
ただし、手触りで違いがわかることも!
ナイロンはポリエステルよりもつるつるした手触りをしているのが特徴なので、右手にナイロン、左手にポリエステルを持って確かめてみれば、その違いがわかるかもしれません。
ナイロン・ポリエステルの取り扱いの注意点
さて、気になるのがナイロンやポリエステルの取り扱いの注意点です。まとめてチェックしてみましょう!
【ナイロンの注意点】
- 紫外線で黄色くなりやすいため日光には当てず陰干しで自然乾燥させる
- 熱に弱いため乾燥機を避ける
- アイロンはあて布をして、低温で行う
【ポリエステルの注意点】
- 淡色系の衣服は汚れがあるものと洗濯すると色移りしてしまうことがあるため一緒に洗うのは避ける
- アイロンはテカり防止のためにあて布をし、中温〜低温で行う
■人気記事はこちら!
イラスト:飛田冬子