こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、おうちで過ごす時間を快適にしようと、ちょっといいバスタオルを何枚か買いました。新しいタオルってふわふわで柔らかくて気持ちいいですよね。
でも、洗濯をすると、ゴワゴワになってしまうのはどうしてなんでしょう? 柔軟剤も使っているし、特に変わったこともしていないと思うんだけど……。今回は、おうちの洗濯でタオルをふわふわに仕上げる方法を調べてみたいと思います!
タオルがゴワゴワになる理由
タオルは、縦糸と横糸の間にパイルが縦に通っている構造です。タオルがゴワゴワになっている状態とは、このパイルの形が崩れて寝てしまっている状態を指します。この状態を引き起こす要因としては、以下の三つが考えられます。
- パイルが寝たままで干している
ドラム式洗濯機などに多く見られますが、少ない水量で叩くようにして洗うタイプの洗濯機では、パイルの根元がつぶれてしまいペタンとした肌触りになります。
- 乾燥や使用による素材の劣化
直射日光で長時間干すことにより繊維が乾燥すると、手触りが硬くゴワゴワになります。経年劣化による繊維のささくれも、ゴワゴワになる要因の一つです。
- 洗剤のすすぎ残し
すすぎの際にわずかに残った洗剤や柔軟剤がせっけんカスとして付着すると、乾燥して固まった後もゴワゴワになって残ります。せっけんカスは洗濯物の臭いの原因にもなりやすいので注意が必要です。
それでは、タオルをふわふわに洗うためにはどのようなポイントを押さえておけばよいのでしょうか?
タオルをふわふわにする方法
タオルをふわふわにするには、洗濯のときにひと手間かけることが大切です。先に挙げた三つの原因別に対策を見ていきましょう。
- 寝てしまったパイルをよく起こす
洗濯で寝てしまったパイルを起こすには、干すときに上から下までよく振ってパイルを起こすのが効果的です。手でパイルを逆になでるように起こしてやるのもよいそうです。
また、タオルが少し湿った状態まで干したら、仕上げに、60℃で10分ほど乾燥機にかけるのもおすすめです。
- 繊維へのダメージを防ぐ
濡れた状態でこすれ合うと、繊維は大きなダメージを受けてしまいます。洗濯機に衣類を詰め込み過ぎたり、脱水時間を長く設定するのはNGです。洗濯物は規定量を守って、多めの水量で洗うようにしましょう。
- 洗剤の溶け残りを防ぐ
最近の洗濯機は少量の水で洗えるのが特長ですが、洗剤の溶け残りを防ぐには多めの水量ですすぐことが大切です。特に溶け残りが起きやすい粉末洗剤は、洗面器などで洗剤と水を完全に溶かしたものを洗濯機に入れるなどして、タオルにせっけんカスが付くのを防ぎましょう。
どれも小さなひと手間ですが、毎日続けることで差が出そうです。ふわふわのタオルで家族を喜ばせたいと思います。
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参照:リネットマガジン
MAX MATERIA
イラスト:飛田冬子