家庭でできるクリスマスの素敵な飾りつけと楽しい準備
2023.12.222022年12月03日
素朴な疑問
ポインセチアの寿命はどのくらい?枯れる原因は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ポインセチアを見るだけでテンションが上がるクリスマス大好きなワタシですが、実はポインセチアを毎年買ってきてはダメにする、を繰り返しています……。
でも「今年こそは絶対に枯らさないわ! 」と心に誓ったので、ポインセチアの育て方について調べてみることにしました。
ポインセチアが枯れるのは寿命?原因は?
冬のイメージがあるポインセチアですが、夏も適切に管理すれば数年間は楽しめます。
鉢花のポインセチアの寿命は約5年。それ以上の年数が経過してから枯れたのであれば、寿命の可能性が高いです。
しかし、育てて数年たたずに葉が落ちたり枯れたりする場合は、以下のような原因が考えられます。
- 5度以下のところに置いている
- 日光が不足している
- 根腐れしている
ポインセチアは落葉樹です。寒くなると葉が落ちてしまうため、年間通して室内で育てるのがおすすめです。
ただし、室内に直射日光が当たる場所がない場合は、外と室内をうまく移動させながら育てる必要があります。
また、冬に水をやり過ぎてしまうと、根腐れしてポインセチアが枯れる原因になるので注意しましょう。
ポインセチアの育て方って?どうやって赤くする?
以下は、ポインセチアを育てる際のポイントです。
- 花の見頃が終わったら(1月頃)、ポインセチアを剪定する
- 春から初夏の間に植え替えをして1か月後に肥料を与える
- 春から夏にかけては水やりの頻度を増やす
- 秋から冬にかけては日当たりの良い室内で水やりは控えめに
11〜3月が休眠期、4〜9月が生育期のポインセチアは、春夏にお手入れをしっかり行い、冬は日当たりにだけ注意して放置気味にしておきましょう。
なお、ポインセチアは「短日植物」といって、1日の日照時間が12時間を下回ると葉が赤くなる性質を持ちます。
そのため、ポインセチアを赤くするには、見頃を迎える前に日照時間を人為的に短くする「短日処理」をする必要があります。
ポインセチアの短日処理については「ポインセチアを来年も咲かせてみませんか」の記事もご参照ください。
ポインセチアは本当は巨大!高さ3〜4mになることも
日本で一般的な鉢植えのこぢんまりとしたポインセチアは、茎の成長を抑える薬剤を与えてあえてコンパクトな形を作り出したもの。
本来は高さ3〜4mにまで成長し、庭木に使われることもあります。メキシコに生える原木だと、5mを超える大木になることも。
大きく育ったポインセチアを展示している植物園もあるので、旅行のついでに立ち寄ってみようと思います!
以下の記事でクリスマスツリーの飾りやポインセチアを飾る理由、花言葉を知れば、クリスマスをさらに楽しめますよ!
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参照:ANDPLANTS
イラスト:飛田冬子