こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
年末は、せわしないけれど、街のイルミネーションも華やかになりますし、特に子どもたちにとっては、クリスマスにお正月と、夢のような行事が続きますね。
ところで、クリスマスってなんの日だったかしら。キリストの誕生日? 気になったので、調べてみましょう!
キリストが生まれたとされる西暦元年の頃は、誕生日をお祝いするよりも、亡くなった日の方を重要視していたそうです。だから誕生日を気にしていなかったため、キリストが誕生した正確な日にちがわからないらしいのです。
聖書から産まれた時期を推測すると、「キリストの誕生日は秋」というのが有力なのだそうです。
では、なぜ12月25日がキリストの誕生日ということになったのかというと、それまで行われていた「冬至祭」という行事が、いつの間にかキリストの誕生日として広まったようです。
冬至祭は古代ローマの異教のお祭りとして行われていたり、古代ヨーロッパのゲルマン民族やバイキングのお祭りとして古くから庶民に親しまれていたようです。当時のキリスト教の教会が布教拡大を狙って、その冬至祭にキリストの降誕を一緒に祝うようになったというのが有力な説のようです。
キリスト教の教会でも、クリスマスは「降誕祭」としてお祝いしています。クリスマスはキリストの誕生日として世界中の人たちからお祝いしてもらえるなら、教会としても、教徒としても、きっとこんなにうれしいことはないですよね。
というわけで、クリスマスはキリストの誕生日を祝う日ではないということがわかりましたが、だからといって細かいことは気にせず、クリスマスはみんなでお祝いして楽しみましょう!
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参照:tenki.jp
イラスト:飛田冬子
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