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2018年12月25日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
街はすっかりクリスマスモード。あちこちでお正月の準備やウィンターバーゲンが始まって、あれもしなきゃ、これもしなきゃと、気持ちばかりせわしくなるけれど、あっという間に今日はクリスマス。1年は本当に早いですね。
デパートやショッピングモールに飾られている大きなクリスマスツリーのデコレーションを見ると、子供じゃなくてもわくわくしますよね。でも、あの大きなツリーって、クリスマスが終わったらどうなるのだろうって、気になったので、調べてみました。
本場ヨーロッパのクリスマスツリーに使われる木は「ドイツトウヒ(アカモミ)」。マツ科の常緑高木で、ヨーロッパでは自生しているのだそうです。一方、日本でもモミの木は岩手県より南の本州や四国、九州の暖かい地域や肥沃で湿気の多い地域に自生しているそうです。日本のクリスマスでは、ウラジロモミという種類のモミがよく使われるようです。
家庭用のクリスマスツリーはプラスチック製が多く、生きているクリスマスツリーを買うことはあまりないと思います。
生木で気をつけなくてはならないのが、幼木のころは成長の速度はさほどではないものの、10年ほどたつと急激に成長しはじめ、15mから40mほどの大木になるそうです。(ひゃーっ!)うかつに鉢植えのモミの木などを庭に植え替えたら大変なことになりそうですね。
クリスマスシーズンに展示会場などで使われている大きなモミの木は、根っこがついています。しかも、展示期間は、1週間に1、2度水をやるなど、ちゃんとケアされているそうです。展示期間が終了すると山に戻されることもあるようです。
モミの木は建材に向かいないといわれているそうですが、実は誤解で、きちんと乾燥させたモミであれば、まったく問題ないとか。実際、巨大なクリスマスツリーが建材として再利用されたケースもあるそうです。ツリーがそのまま廃棄されることはなさそうなので、ちょっとほっとしました。
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参照:「国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研所/九州支所」
イラスト:飛田冬子