「おいしい」クリスマスツリーを作りましょう
2022.12.182020年12月24日
素朴な疑問
クリスマスの定番、ポインセチアの花言葉とは
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
久しぶりにお花屋さんの前を通りかかったら、ポインセチアが並んでいました。最近は赤だけでなく、マーブル模様やピンクなどいろんな種類があるんですね。
ポインセチアが並ぶとクリスマス♪というイメージがあるけれど、どうしてなんでしょう? 今回はポインセチアの花言葉やクリスマスとの関係について調べてみました!
クリスマスとポインセチアの関係
ポインセチアがクリスマスに飾られるようになった由来は、17世紀、メキシコにやってきた修道僧たちが、ポインセチアの色や形に着目したのが最初だといわれています。
赤は「キリストの血」、緑は「永遠の象徴」、白が「純潔」を表し、花や苞(ほう)の形が、イエス・キリストの生誕地とされているベツレヘムの星を連想させることから、ポインセチアは縁起のよい植物として、「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれるようになりました。
最初は、キリストの誕生祭の行列で使われ、徐々にクリスマスの飾りとして世界中に広まっていったといわれています。
ポインセチアとはどんな花?
ポインセチアはメキシコの山地に自生していた植物を品種改良したもので、日本に入ってきたのは明治時代の頃です。クリスマスの定番植物となってからは、さらに品種改良され、ピンクや白、黄色などの新しい品種も多く作られました。
出回る時期から、寒さに強いイメージがありますが、品種改良された園芸種のものは、寒さにはあまり強くないので、10℃以上の環境で育てた方がいいとのこと。本来は低木で、沖縄などの暖かい地域で地植えにすると数メートルの大きさに育つこともあるそうです。
そして、ポインセチアの特徴でもある赤やピンクに色づいた部分。花のようにも見えますが、実は花ではありません。ポインセチアの本当の花は真ん中のつぼみのような黄色い部分で、色づいた部分は苞(ほう)と呼ばれており、花を保護するためにあるそうです。
ポインセチアの花言葉
そんなポインセチアの花言葉は、「祝福する」「聖夜」「私の心は燃えている」「幸運を祈る」など、ロマンチックで幸せをイメージするものです。赤く色づいた苞のイメージやクリスマスにぴったりの言葉ですね。
さらに、色によって個別の花言葉もあります。ピンクのポインセチアには「思いやり」や「清純」、白のポインセチアは「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」という意味があります。
素敵な花言葉ばかりなので、花言葉を添えて大切な方へのプレゼントにするのもいいですね。
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参考:HORTI
イラスト:飛田冬子