素朴な疑問暑中見舞い・残暑見舞いの時期、いつからいつまで?

公開日:2022/07/09
暑中見舞い 時期
知っておきたい暑中見舞・残暑見舞いのマナー

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

夏のご挨拶である「暑中見舞い」と「残暑見舞い」。最近会えていない人も多いので、今年はぜひ夏の便りを出したいわ!

 

でも、暑中見舞いと残暑見舞いって何が違うんでしょう?どっちを出せばいいの?気になったので調べてみました!

 

暑中見舞いや残暑見舞いを送る時期はいつ?

暑中見舞いと残暑見舞いでは、送る時期に違いがあります。

 

暑中見舞い

暑中見舞い

「暑中」とは、一年で暑さが最も厳しくなる時期のこと。なので、暑中見舞いは「一年で暑さが最も厳しくなる時期〜立秋まで」に送ります。

 

暦の上では夏の土用の時期となり、年によって変わりますが、だいたい7月20日~8月6日頃です。

 

ただし、始まりのタイミングは曖昧で、小暑(7月7日頃)、7月20日以降、梅雨が明けてからなど諸説あります。そのため、暑中見舞いは、夏らしい暑さになってから立秋までに出すようにするといいでしょう。

 

残暑見舞い

残暑見舞い

「残暑」とは、暦の上で秋になっても暑さが続く時期のこと。「秋の始まりである立秋〜暑さが残る時期(8月いっぱいが目安)」に送るのが残暑見舞いです。

 

「暑さが残る時期」なので明確な日付は決まっておらず、年によっては9月になっても残暑とみなされることもありますが、8月いっぱいを目安に考えておくといいでしょう。

 

暑中見舞いと残暑見舞いの違いって?

送る時期が違うということもあり、暑中見舞いと残暑見舞いでは、ご挨拶の言葉や内容が変わってきます。

 

  • 暑中見舞いの挨拶:厳しい暑さを見舞う便り
    「厳しい暑さの毎日」「連日猛暑が続き」「暑さ厳しき折」など
  • 残暑見舞い:続く暑さを見舞う便り
    「本物の秋が待ち遠しい」「立秋とは名ばかりの厳しい暑さ」「朝夕には秋風が感じられるように」など

 

上記の例文のように、暑中見舞いや残暑見舞いを出す頃の気候に合わせてご挨拶の言葉を変えると、季節を感じられる夏の便りになります。

 

暑中見舞いや残暑見舞いのマナー

暑中見舞いや残暑見舞いのマナー

暑中見舞いや残暑見舞いを出すときには、気を付けておきたいマナーもあります。

 

  • 「お見舞いの挨拶」「主文(時候の挨拶から書き始める)」「結びの挨拶」「日付」が、基本的な暑中見舞い・残暑見舞いの構成
  • 暑中見舞いと残暑見舞いの文例や時期を間違えない
  • 「処暑の候(8月23日~9月7日頃)」を過ぎて送る場合は、通常の手紙として出す
  • 喪中であっても、出す時期(四十九日以降)・はがきの絵柄・文面などに配慮すれば送って問題ない

 

また、暑中見舞いや残暑見舞いをいただいた場合は、自分からも返事を送るのがマナー。出すのが遅れて焦らないようにしましょう。

 

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参照:GIFT CONCIERGE

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ハルメク子さん
最近はかわいらしいはがきやカードも多いので、選ぶのが楽しみ♪

 

イラスト:飛田冬子


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