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素朴な疑問サステナブルとは?どんな意味があるの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、あちこちでよく目にする「サステナブル」という言葉。なんとなく意味がわかるつもりでいたのですが、「人に説明できるか」と言われるとできないことに気が付きました!
「なんで?」「どういう意味?」と好奇心が湧き上がってくると、調べずにはいられないワタシ。さっそくサステナブルについて調べてみることにしました。
サステナブルは「持続可能な」という意味
サステナブル(Sustainable)とは、「持続可能な」「維持できる」「持ちこたえられる」という意味の言葉です。同じような意味として、サステナビリティ(Sustainability=持続可能性)が使われることもあります。
今、日本を含めた世界が目指している「サステナブルな社会」とは、地球の環境を壊さず、限りある資源を大切にし、この先の未来も美しい地球で平和に生活し続けていける社会のこと。
アポロ計画が終了した1972年。科学者、経済学者、教育者などからなるスイスの研究機関ローマ・クラブから「このままでは地球の天然資源の枯渇や環境汚染の進行によって、人類は危機を迎える」という衝撃的なレポートが発表されました。
18世紀半ばから19世紀にかけての産業革命以降、地球規模での環境汚染が問題になっていたのです。
昔は、経済成長と環境保護は両立できないと考えられていたそうです。しかし、時代が流れるにつれて「経済成長と環境保護は両立できる」という意見が登場し、注目が集まり始めます。
そうして世界各国の首脳たちが何年も話し合いを重ねた結果、2015年、ついに世界が動きました!
サステナブルな社会に向けた目標「SDGs」と「ESG」
大気中の二酸化炭素CO2濃度の上昇や地球温暖化など、問題はたくさんあります。
これを実現するには、国単位ではなく、地球単位で、世界中の人たちが共に立ち上がる必要がある! ということで、2015年9月の国連サミットで決定したのが「SDGs」です。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(サステナブル・デベロップメント・ゴールズ)」を略した言葉で、「持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」を指します。
SDGsでは環境問題に始まり、貧困や飢餓、経済成長、ジェンダーなど現代社会のあらゆる課題が網羅されており、17の目標を2016年から2030年までの15年間に達成することが目標です。
また、持続可能な豊かな社会の実現のために企業が取り組むべき課題として「ESG」も世界に広がっています。
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)のことで、企業の長期的な成長に欠かせない3つの観点です。
- 環境(Environment)……環境への配慮、気候変動対策
- 社会(Social)……ダイバーシティ推進、女性の活躍、働き方や環境の改善
- ガバナンス(Governance)……情報開示、公正な経営
ESGは投資家が投資する企業を選ぶときの判断基準になるため、企業はきちんとESGに配慮しなければいけません。いわれてみると、世界的に注目を集める先進的な企業の多くは、ESGにしっかり取り組んでいることがわかりますね。
サステナブルな社会のためにワタシたちができること
「地球の一員として、ワタシも何かしなければ!」そう思ったので、自分にはどんなことができるのか、具体的な方法もチェックしました。
- マイバッグやマイボトル、マイ箸を使う
- フードロスを減らす
- 節水・節電を心掛ける
- リサイクルや再利用を行う
- 再生可能エネルギー(太陽光、風力、バイオマスなど)を使う
規模が大き過ぎるとイメージするのが難しくなるけれど、塵も積もれば山となることは、ワタシも経験として知っています(年末大掃除のときの冷蔵庫の下の汚いこと!)
こんな何気ないことでいいなら、簡単に実践できそう!
みんなが暮らす地球だから、地球に暮らすみんなで環境や未来について考える。大切にする。そして、サステナブルな社会を目指す!
かわいいマイバッグやマイボトルは、エコなだけでなくお出掛けのときの気分も上がって一石二鳥♪ できることから始めてみようっと!
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イラスト:飛田冬子
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