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2021年08月29日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日行ったカフェで、不要になったプラスチック製のタンブラーをレジに持っていくと5%の割引特典がありました! SDGsの取り組みの一環で、プラスチック製品をリサイクルしているそうです。
よく耳にするSDGsって、具体的にどんな取り組みなのかわからないかも……。この機会に調べてみようっと。
SDGsとは、「Sustainable Development Goals」(サステナブル デベロップメント ゴールズ)を略してSDGs(エス・ディー・ジーズ)と呼ばれ、2015年9月に開催された国連サミットで、全加盟国193か国合意のもと、掲げられた「持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」です。
2016年から2030年の15年間で達成できるよう策定され、先進国のみならず、立場の弱い途上国も巻き込み、世界中で取り組む普遍的な開発目標として定められました。
SDGsは、2001年に策定された「ミレニアム開発目標」(MDGs)が基になっています。MDGsは、2015年をゴールに、極度の貧困と飢餓の撲滅など、8つの目標を掲げられたもので、一定の成果を挙げました。その内容を引継ぎつつ、より充実させたのがSDGsです。
MDGsは、8ゴール・21ターゲットを掲げ、国連の専門家主導による発展途上国に対する内容だったのに対し、SDGsは、17ゴール・169ターゲットと大幅に内容が増え、すべての国に関する内容、「誰一人取り残さない」ことを目標にしています。
ターゲットとは、1つの目標に対してさらに細分化された具体的な目標内容です。
SDGsが目指す17の目標は、社会・経済・環境の3つの課題を網羅的に示しています。
3つの課題とは次のようなものです。
貧困や飢餓、教育などの課題
エネルギーや資源の有効活用、働き方の改善、不平等の解消
地球環境の課題
では、17の目標をそれぞれ見ていきましょう。
SDGsの17の目標は多岐にわたりますが、医療や教育など、日本が先導してできることもたくさんありそうですね! 環境問題など、緊急の課題もあるだけに、これから私たちの生活に直接関わるような取り組みも多くなりそうです。
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参照:外務省 JAPAN SDGs Action Platform
外務省 「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択する国連サミット
イラスト:飛田冬子