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2021年08月07日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、キッチンカーで売っていたホットドッグがおいしそうだったので、テイクアウトしてみました。あいにくマスタードを切らしていたので、からしで代用したのですが、辛すぎて後悔……。
よく考えたら、からしとマスタードの違いってあまり考えたことがなかったわ。同じ失敗をしないように、2つの違いと使い分けについて調べておくことにしました。
実はからしとマスタードは、どちらも原料は「アブラナ科からし菜」の種子ですが、製造方法と種子の種類が異なります。
からしは、主に「オリエンタルマスタード」を原料とし、種子をすりつぶした粉末をお湯や水で練ってペースト状にしたもの。いわゆる「和からし」と呼ばれるものですね。辛味が強く、おでんや豚の角煮など、「薬味」に向いています。
一方、マスタードは「洋からし」と呼ばれるもので、「イエローマスタード」などを原料としています。お湯や水で溶き、お酢や砂糖、ワイン、コショウ、ニンニクなどで味付けした複合調味料が特徴です。マイルドな辛みで、肉や魚料理などに合わせて「ソース」としての役割があります。
からしとマスタードって、同じからし菜の種子からできているのね! ただし、使う品種が違うことや、からしは本来の強い辛味が楽しめるけれど、マスタードは辛みがあまりなくてスパイスなどがブレンドされているってことなのね。
イエローマスタードシード、ブラウンマスタードシード、ブラックマスタードシードを全部つぶさず粒を残したまま混ぜて、酢や塩を加えたもの。つぶつぶした食感で、控え目な辛みと酸味が特徴です。
ターメリックで着色されマイルドな辛さが特徴です。ホットドッグやサンドイッチ、サラダのドレッシングなど、さまざまなレシピにピッタリ。
名前の通りハチミツが入った甘さも感じられるマスタード。鶏肉に塗って焼けば、甘い風味が広がります。
フランスのディジョン地方の伝統的な製法で作られている、明るい色みと上品な辛さが特徴です。
マスタードだけでもいろいろな種類があるのね!
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参照:ウチコト
イラスト:飛田冬子