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素朴な疑問今さら聞けない! 猛暑日・真夏日・熱帯夜の定義は?
![今さら聞けない! 猛暑日・真夏日・熱帯夜の定義は?](https://halmek.co.jp/media/uploads/9b9ae061f558093afd4585f6f8f9fa531624281490.9534.jpg)
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
いよいようだるような暑さが続く夏本番が近づいてきたわね……。今年も暑くなりそうな予感。
ところで夏になると、猛暑日・真夏日・熱帯夜なんて言葉をよく耳にしますが、実際どんな違いがあるのかしら? さっそく調べてみようっと。
猛暑日・真夏日・熱帯夜とは?
聞くだけで猛烈な暑さを感じる「猛暑日」「真夏日」「熱帯夜」ですが、それぞれの違いを調べてみました。気象庁によると次のように定義されているようです。
- 猛暑日…最高気温が35℃以上の日
- 真夏日…最高気温が30℃以上の日
- 熱帯夜…夕方から翌日の朝までの最低気温が25℃以上になる夜
昼間の気温が30℃以上になっても、夜に25℃以下になっていたら熱帯夜ではないんですね。
2020年8月には東京都心では猛暑日が11日あり、これは8月の最多記録だそうです。ちなみに熱帯夜も確実に年々増加しているのだとか……。
今年もまた猛暑日や熱帯夜の数が記録更新になるのかしら?
エアコンを使わず熱帯夜を快適に過ごす方法
寝寝苦しい熱帯夜とはいえ、エアコンを一晩中つけっぱなしにするのも電気代や体への影響をを考えるとちょっと気が引けますよね。
エアコンを使わずに、少しでも熱帯夜を過ごしやすくする方法について、調べてみました!
1.足元から扇風機を当てる
深い睡眠に入るためには、体温を下げることが必要なのだそう。体温は手足や頭から熱を放散することで下がっていくので、足元に扇風機の風を当てると効果的です!
ただし、起きるときには逆に体温を上げなければならないので、扇風機をつけっぱなしにするのではなく、オフタイマーを使って使用することがポイントです。
実際に足元から扇風機の弱風を送ることで、途中で目が覚めることが少なくなったというデータもあります(『医療・看護・介護のための睡眠検定ハンドブック』出版:全日本病院出版会/編著:宮崎総一郎・佐藤尚武 /監修:日本睡眠教育機構)。
簡単な方法なので試してみたいですね!
2.「冷却シャワー」を体に塗る
冷却シャワーで体を冷やすのもおすすめ。「冷却シャワー」といってもシャワーではなく、シュッとスプレーする制汗デオドラントのことです。扇風機と併用すると相乗効果も期待できます。使い方は、暑さを感じる部位に2~3回噴射すればOKです。あまり吹きかけ過ぎると寒く感じることもあるため、まずは少量で試してください。
スポーツやレジャーに使うものだと思っていましたが、こうした使い方もあるんですね。
3.除湿敷きパッドで寝床をひんやりさせる
暑くて体がべたつく季節は、寝床がひんやりしているだけでも心地良くなりますよね。おすすめは、除湿機能付きの敷きパッド。除湿剤のシリカゲルが内部に詰められていて、快眠を妨げる寝汗を吸収してくれる効果を期待できます。
4.冷却枕を使う
熱があるときに使う氷枕を、熱帯夜に使用するのもいいでしょう。体が熱を持っている場合は、大動脈が通っている首や後頭部に当てるのが良いです。ただし、冷え過ぎ防止のため、薄手のタオルを氷枕の上に置いて寝るようにしてください。
5.おでこに冷却シートを貼って冷やす
冷却枕のムレが気になる人におすすめなのが、より手軽な冷却シートです。冷却シートをおでこに貼るだけでひんやりした感覚を感じられますよ。
扇風機や氷枕、冷却シートなど、自宅にあるものを使えば、熱帯夜でも快眠できそうですね。
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参照:国土交通省 気象庁
イラスト:飛田冬子
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