素朴な疑問「時々」「一時」「所により」雨が多いのはどれ?

公開日:2020/04/15 更新日:2021/03/13

 

天気の違い「時々」「一時」「所により」雨が多いのはどれ?
「時々」「一時」「所により」雨が多いのはどれ?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

普段から洗濯物が多い我が家。毎日の天気予報チェックは欠かせません。

 

なになに。 今日の天気は「曇り時々雨」、明日の天気は「曇り一時雨」、明後日の天気は「曇り後(のち)雨」、週末は「所により雨」……。

 

えっ、結局雨なの?  曇りなの?  一番雨が降らない日は、一体いつなのよ~!

 

毎日見ている天気予報ですが、「時々」「一時」「後(のち)」「所により」などの天気予報用語の違いが、実はあまりわかっていなかったので、調べてみることにしました。

 

「曇り後(のち)雨」、「曇り時々雨」、「曇り一時雨」「所により雨」の違い

「曇り後(のち)雨」、「曇り時々雨」、「曇り一時雨」「所により雨」の違い

 

まず一番簡単なのは「後(のち)」。例えば、「曇り後雨」は曇りから次第に雨になるという状況でイメージが湧きやすいですね。

 

天気予報期間(明日の予報なら明日の0時~24時)の中の前半と後半で天候が変わるときに「後(のち)」という表現が使われます。

 

少し難しいのが「曇り時々雨」。基本的には曇り空だけど、雨が断続的に降ったりやんだりする状態を指し、雨の降っている合計時間が予報期間の半分(12時間)未満のときを指します(12時間天気予報の場合、雨は6時間未満)。

 

一方で、「曇り一時雨」というのは、雨が連続して降る状態で、雨が降っている時間は予報期間の1/4(6時間)未満を指します(12時間予報の場合、雨は3時間未満)。

 

また、「所により雨」というのは少しニュアンスが違って、こちらはエリアの話。「雨が降る所も一部ある」という意味になります。局地的な雨で、雨の降る地域が狭い場合や、複数の地域で雨が降るときに使われます。予報発表地域の半分未満の範囲で雨が降ることを指すそうです。

 

「一時雨」よりも「時々雨」の方が、雨の時間は長くなり多く降る

「一時雨」よりも「時々雨」の方が、雨の時間は長くなり多く降る

 

「時々雨」と「一時雨」では、結局どちらが雨が多く降るのかが気になるところではないでしょうか?

 

降水量にもよるので一概には比べられませんが、同じ雨量で考えた場合は「一時雨」よりも「時々雨」の方が、雨の時間は長くなり多く降ると考えられます。なるほど~、覚えておかなくっちゃ!

 

毎日見ている天気予報なのに、実はあんまり違いがよくわかっていませんでした(反省)。

 

とりあえず、「一時雨より時々雨の方が雨量が多い可能性が高い」ということで、「曇り時々雨」な本日は、お洗濯はお休みしてしまおうかしら!

 

 

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参照:横浜地方気象台

   tenki.jp

 

明日はカラッと晴れてほしいわぁ
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イラスト:飛田冬子

 


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