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2020年06月04日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
たまたま聞いていたラジオで「ストロベリームーン」と呼ばれる満月のことが話題になっていました。そのときは「スーパームーンとか、ストロベリームーンとか、いろいろあるのねえ」と、聞き流していたのですが、後になって気になって仕方がなくなりました。
ストロベリームーンって、イチゴのように赤い月のことなのかしら? 興味があるので、調べてみようと思います!
ストロベリームーンは、アメリカの先住民が使っている季節ごとの満月の名称が由来となった呼び名です。先住民が暮らす北米では、ちょうど6月に野イチゴの収穫が行われることから、この名前が付いたといわれています。
元々アメリカの先住民は、満月を季節の変化の節目にしながら農作業や狩猟などを行っていたのだそう。ストロベリームーン以外にも、1月はウルフムーン(Wolf Moon、狼月)、2月はスノームーン(Snow Moon、雪月)などのように、自然にちなんだ名前が満月に付けられているのですって。
ストロベリームーンの名前の由来は、イチゴの収穫時期に見られる満月ということですが、実際に赤く見えるのかしら?
実は、北半球では、一年で最も赤っぽい月が見られるのが6月なんだそうです。
日本を含む北半球では、太陽の高さは夏に高く、冬に低くなります。反対に、月の高さは夏に低く、冬に高くなります。夏至の月は、一年のうちで一番地平線に近い軌道を通るため、大気の影響によって赤く見えるのですって。地平線近くの夕日が赤く見えるのと同じ理由です。
ストロベリームーンは、一年の中で一番昼の時間が長い夏至に近い満月といわれています。注意してほしいのは、「夏至に一番近い満月」だということ。必ずしも夏至に満月になるとは限らないからです。
では、2020年のストロベリームーンは、いつ見られるのでしょうか?
今年のストロベリームーンが見られるのは、6月6日(土)です。けれどもこれは、6月5日(金)の夜19時頃から6日の朝5時頃まで見られるという意味なので、注意してくださいね。
わかったわ。6月5日(金)の夜が「ストロベリームーンの日」と覚えておけばいいのね!
ストロベリームーンのことが、いろいろわかりました。満月にいろいろな名前が付いているのは、月は昔から人々の生活に関係が深かったからなのですね。
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参照:
LOVEGREEN
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イラスト:飛田冬子