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素朴な疑問写真がきれいに撮れる「マジックアワー」とは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
SNSを眺めていたら、幻想的な空の画像を見つけました。どうしたら、あんなにきれいな写真が撮れるのかしら……。調べてみたところ、「マジックアワー」という時間帯があるそうです。詳しく調べてみましょう。
マジックアワーとは
マジックアワーは、日の出と日没のそれぞれ前後40分くらいの太陽の位置が地平線に対し+6度から-6度の角度になる、太陽は無いけれど明るい時間帯のことです。空の色がオレンジ、赤、ピンクなどドラマチックに変化するため、魔法(マジック)のように美しい風景写真が撮れるといわれています。
マジックアワーには、「ゴールデンアワー」と「ブルーアワー」があります。
- ゴールデンアワー
ゴールデンアワーは、太陽が0度から+6度までの位置にある時間帯で、日の出後の40分くらいと、日没前の40分くらいの空を指します。太陽が地平線に近く、空の色はオレンジやピンク、濃い赤に染まります。光が柔らかく、被写体のシルエットの明暗がはっきりするのが特徴です。
- ブルーアワー
ブルーアワーは、太陽が0度から-6度までの位置にある時間帯で、日の出前の40分くらい、また、日没後の40分くらいの空を指します。太陽が地平線に隠れ、空の色は紫から青っぽい美しいグラデーションになるのが特徴です。
ただ、マジックアワーは日によっては一瞬で終わることもあるのだそう。特定の時間帯に行けば、必ず見られるわけではないんですね(運次第!)。
マジックアワーの写真撮影のコツ
マジックアワーの写真を撮るときは、事前に天気予報をチェックして、現地の日の出と日没の時間帯、雲の量などを把握しておきましょう。マジックアワーを教えてくれる便利な専用のスマホアプリもあります。
ベストな撮影場所を確保するためには、少し早めの到着がおすすめです。手ブレを防ぐための三脚とレリーズ(シャッターのリモートコントローラー)も持って行きましょう。
ゴールデンアワーの写真撮影のコツは、柔らかな太陽の光を、逆光として生かした構図にすることです。フレア(余分な光の影響で、全体が白っぽくなり、コントラストがない写真になる)やゴースト(レンズ内に強い光が入ると、レンズ内で反射した光が、玉状の形や帯などになって現れる)と呼ばれる現象が起きやすいですが、あえて発生させて、幻想的な雰囲気に仕上げても面白いでしょう。また、被写体によって、絞りの設定も変化させましょう。
ブルーアワーの写真撮影は、光が弱いのでシャッタースピードが遅くなります。手ブレが起きる可能性が高まるので、基本的にカメラは手持ちにせず、三脚を使うのが無難です。シャッタースピードが遅過ぎる場合は、ISO感度(光をとらえる能力を表す値)を上げます。
マジックアワーに出合うためには、入念な計画と運が必要なんですね。写真好きな方なら、いい写真を撮るために楽しく計画を立てられるのでしょうね。
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参照:PHOTOGRAFAN
イラスト:飛田冬子
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