
自分の尿モレタイプはどれ?
たまに尿モレがあっても、だましだまし過ごされている方も多いのでは? けれど一口に尿モレと言っても症状によってタイプはさまざま。そこで自身の尿モレのタイプがわかる簡易診断チャートをご紹介!
公開日:2022年01月12日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
陶器や磁器が並ぶ食器売り場って楽しいですよね。伝統的なものや近代的なものなど、どれも個性があって素敵です。ふと疑問が。そもそも陶器と磁器ってどんな違いがあるのかしら? この機会に調べてみようっと。
陶器はぽってりした厚手の器が多くて、磁器は薄くてガラスっぽい器という印象ですよね。それは素材に大きく影響しているようです。
焼き物は、主に粘土・長石・珪石(けいせき)の3つの成分で構成されています。粘土は器を成形する役割で、長石と珪石はガラスになる成分です。陶器と磁器の違いは、大きく3つあります。
1つ目の違いは、3つの成分(粘土・長石・珪石)の比率が異なること。陶器は、おおよそ長石10%、珪石40%、粘土50%。一方の磁器は、長石30%、珪石40%、粘土30%とされています。磁器の方が、ガラス質の成分が多いのですね。
また、原料の一つである粘土もそれぞれ異なり、陶器は「カオリン」と呼ばれる粘土、磁器は長石を主成分とする「磁土」を使っています。
2つ目の違いは、焼く際の温度の違いです。使用する粘土による違いから、磁器は約1200~1400℃で焼くのに対し、陶器は約800~1200℃。
3つ目は、吸水率の違い。ガラス質が多いほど、素地の吸水率は低くなります。それぞれの吸水率は、陶器は約10%で、磁器はほとんどが0%と、ほぼ含まれていません。
陶器と磁器は見た目の違いもあります。磁器は、純白色で光にかざすと、若干透けて見えますが、陶器は、分厚く気孔が多くざらついていて、光を通しません。
ちなみに、一般的に家庭で使われている食器は、磁器がほとんどだそう。
それぞれ特徴が異なる陶磁器ですが、日本には、さまざまな種類があります。今回は、有名な陶磁器を4つ紹介します。
大塚啓三郎が窯を築き、陶業をしたのが始まり。民芸派の陶芸家、濱田庄司が益子に工房を構えたことで広く浸透しました。分厚くて重たいものの、手になじみやすい陶器です。
山の斜面を掘って作る窯で焼いた「須恵器」が美濃焼の起源と言われています。素朴で大胆な鉄絵が描かれた「志野」、淡い黄褐色が上品な「黄瀬戸」、花鳥風月や幾何学文などの文様が特徴の「織部」が広く知られています。また、形や色などの多様さから、特徴がないのが特徴と言われています。
滋賀県甲賀市信楽は、近畿地方を代表する窯地。中でも有名な「狸の置物」が作られたのは明治10年頃から。昭和天皇が信楽行幸の際に、歌に詠まれたことがきっかけで全国へと広がったのだそう。
360年の歴史を持つ佐賀県西松浦郡有田町・伊万里市は、日本磁器発祥の地として世界的にも有名です。豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、佐賀藩主が連れ帰った陶工の李参平(り・さんぺい)が、有田泉山で白磁鉱を発見したのが始まりとされています。
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参照:土岐市
イラスト:飛田冬子
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