星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」。2025年8月にリニューアルした「界 箱根」は、豊かな自然や伝統工芸、そして東海道の文化に育まれた「箱根ごこち」を存分に体感できる宿。東海道を行き交った旅人の息吹を感じる設えや、もてなしの心が随所に施された宿の宿泊券（1泊2日）を、1組2名様にプレゼントします。（有効期限：2026年4月1日～2026年9月末日）
※宿泊券の発送は2026年3月初旬になります。

東海道の歴史に浸り、箱根の自然美に包まれる湯宿へ

神奈川県・箱根湯本温泉に佇む「界 箱根」は、箱根旧街道沿いに建つ温泉宿。須雲川に寄り添い、湯坂山の豊かな自然を望む地で、歴史と文化に浸る心豊かな滞在が叶います。

ロビーへ足を踏み入れると、川のせせらぎが届く落ち着いた雰囲気に思わず深呼吸。中庭に新設された「さわ茶屋」へ足を運ぶとお茶とお団子のおもてなしで、旅の始まりをやさしく迎えてくれます。

箱根湯本温泉は、ナトリウム塩化物泉のやわらかな湯が特徴。湯上がりの肌がしっとりと潤い、ぽかぽかとした温かさがじんわりと続くので、冷え性で体がこわばりやすい人にはうってつけの湯といえるでしょう。

歴史ある名湯がこんこんと注ぐ大浴場は、壁一面が吹き抜けた造りの半露天風呂。眼前には湯坂山、眼下には須雲川を望み、まるで一枚絵のような箱根ならではの美しい景色とともに、名湯のぬくもりをゆったりと堪能できます。

ご当地部屋「箱根ごこちの間」は、全室が深い山々と清流に面したリバービューのお部屋。箱根の土地に根付く伝統工芸や歴史を身近に感じられる、美しい寄木細工を室礼とした客室、旧街道の旅人をモチーフにしたアートで旅情を誘う客室などがあります。窓際の風や音、季節ごとの景色も、旅の疲れや日々の緊張感をふっとやわらげるエッセンスに。

眼下を流れる須雲川のせせらぎを聞きながら過ごす時間は、どこか懐かしくあたたかいひととき。箱根ならではの心地よさを存分に味わえます。

また、記念日などに宿泊したいのが新設された、客室露天風呂付きのスイートルーム「箱根ごこちスイート」。室内は110平方メートルを超える広さで2つの独立したベッドルームがあるので、大人同士が適度な距離感を保ちながら過ごせます。成人した子どもや、両親との家族旅行にもぴったりです（最大4名まで宿泊可能）。

リビングにはデスクスペースと、一段下がったソファースペースが設けられ、視点の高さを変えながら湯坂山の迫力ある景観を楽しめる設計になっています。

客室露天風呂は、四季折々の風景を独り占めしながら、静かな湯浴みが楽しめる癒やしの空間。湯上り後は、坪庭付きの「石の間」でのんびりと寛ぐのもおすすめです。

ご当地楽は、箱根の伝統工芸「寄木細工」の制作工程の一部を体験する「寄木細工のずく引き（※1）体験」。加工前の原木を配した工房のような専用空間で、複数の模様の木材を組み合わせた“種木”が、美しい寄木細工へと生まれ変わる瞬間に立ち合えます。

削り出した“ずく”は、フォトフレームにして自分や家族へのお土産に。旅行中の写真を入れて部屋に飾れば、旅の思い出を好きなときに振り返れます。

（※1）木片を組み合わせて模様に仕上げたものを、カンナで薄く削り出すこと

豊かな自然、地域に息づく伝統、そして旅人文化の名残が調和する「界 箱根」。心と体をやわらかくほぐしつつ、学びや発見に満ちた大人の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

界 箱根

宿泊料：1泊3万8000円～（2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込、夕朝食付）
所在地 ：神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230
電話 ：050-3134-8092（界予約センター）
公式ホームページ

※記事中の情報・金額は2025年12月時点のものです。