公開日:2020/03/05
エレガントにも、カジュアルにも印象を変えられる「赤」。特に、黒や紺など暗い色が多い冬は、小物使いで赤を上手に取り入れたいものです。そこで今回は、おしゃれ上級者として知られる、エッセイスト・光野桃さんに「上品な赤」の使い方を学びます。
白髪染めと決別したくて、20年ぶりに髪を切ったという、光野桃(みつの・もも)さん。
「熟年生活の新たなスタートと思って、その足で赤い口紅を買いに行きました」
普段は定番色の服ばかりだった光野さんが、赤に惹かれるようになったのは50代からだと言います。
「体力の衰えとともに、精神的に不安定な時期も経験しました。そんなとき、赤に生命力を感じて、きれいな色だと素直に思えたんです」
以来、直接体に身に着けるだけでなく、小物を持つことも増えたそう。還暦のお祝いにもらった赤い扇子は、魔よけの意味を込めていつもバッグにしのばせています。
「作り手のこだわりが伝わる清らかな赤が好き。目にするだけで、自分に少し自信が持てる気がするんです」
限られた時間の中で、どう人生を、おしゃれを楽しみ尽くすか。光野さんの凜とした姿勢を感じる赤使いを、早速ご覧いただきましょう。
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