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- 暮らしもおしゃれも「少ないもので豊かに」する知恵
コロナ自粛で家時間が増え、暮らしをすっきり見直したいと考える人が多い昨今。美容家の川邉サチコさんと美木ちがやさん母娘は、まさにおしゃれと暮らしで好きなものを厳選し、「少ないもので豊かに」暮らしている達人です。ポイントは何なのでしょうか?
川邉サチコさん、美木ちがやさんのプロフィール
川邉サチコ(かわべ・さちこ)
1938(昭和13)年生まれ。国内外のコレクションでヘアメイクとして活躍した後、広告・舞台などに活動の場を広げる。その後サロン運営を経て、現在娘のちがやさんと予約制のトータルビューティーサロン「KAWABE LAB」を開設。雑誌「ハルメク」に連載中の「マダムのつくり方」や著書『カッコよく年をとりなさい グレイヘア・マダムが教える30のセオリー』を通じ、女性の総合的な美しさを伝える。
美木ちがや(みき・ちがや)
1963(昭和38)年生まれ。母・川邉サチコさんと一緒に、「KAWABE LAB」を主宰。ヘアメイク、ファッションなどトータルな提案を行い、雑誌や広告などで幅広く活躍している。雑誌「ハルメク」の連載「マダムの作り方」では撮影を担当し多才さを披露。ハルメク365で「川邉ちがや キレイはこれから。」が好評連載中。
季節ごとの衣替えや購入のタイミングで、本当に必要なものを厳選
サチコさんとちがやさんが運営するトータルビューティーサロンは、いつ伺っても心地いい空気に包まれています。それは、選び抜いたものだけの空間だからこそ。そんな二人の暮らしについて伺うと、サチコさんは言います。
「私は物をため込まず捨てるタイプ。特に、季節ごとの衣替えは必ず行います。春夏と秋冬で年に2回。たとえ大きなクローゼットがある豪邸に住んでいたとしても、それは変わらないと思う。迷ったものはとっておくけれど、次の年に、やっぱり着ていなかったらお別れするとか。厳選した少ない服の数ならば、自分のワードローブを把握できるし、心の中の整理にもなります」。
娘のちがやさんも、同じく衣替えは習慣と言います。「でも、私はなかなか愛着があって捨てられない。その代わり、選ぶときに、すごく厳選します。買うときは本当に悩んで、悩んで。買ったときのシチュエーションや香りまで、はっきり覚えているくらい(笑)。選ぶときにじっくり考えて買うと、その分、大事に扱う。長い時間その服と付き合うことを考えると、結局無駄遣いにもなりませんよね」。
「よそゆき用」「普段用」と分けず、どんどん使う
「この自粛生活を経て『いつか使おう』『今度着よう』という考えをやめて、今日を特別にしたいと思うようになりました」と、ちがやさんは言います。
「例えば『今度誰かと食事に行くときに着よう』ってとっておいたお出掛け用の服や靴も、雨の日だろうとなんだろうと、どんどん着ちゃう(笑)。明日どうなるかわからないからこそ、今日一日を大切に過ごしたいなと思います」。
「そう考えれば、無駄なモノは、より必要なくなってきますね」とサチコさん。
「モノは言葉を発さないけれど、それぞれに命がある。例えば器などもそうです。食器棚にしまったままより、使ってあげた方がうれしそう」とサチコさん。「いい食器も大事な服もどんどん使う。そうすることで、一日一日をより豊かに過ごせると思います」。
自分が主役。「今の自分」が心地いいものに目を向けて
サチコさんは、こう付け加えます。「自分が本当に好きなものを選ぶと、忘れた頃にふとそれを見ても『ああ、きれいだな、素敵だな』って心が癒やされる。生活の中にそういうものを取り入れるのは、必要なことだと思います」。
さらに、ちがやさんは言います。「みなさん洋服選びに自信がないと言って、私たちのところに相談に来てくださいますが、決してそんなふうに思わなくてもいいと思う。その証拠に、新しいファッションやメイクを提案すると、『私ってこんなのが好きだったんだ!』とか『私、これは違うわ』って、自分の思いや考えが自然と出てくるものです」。
悩んでいるように思えて、案外、自分が「いい」と感じるものは限られているのかもしれません。
「中には、『母親になったから、ちゃんとしなきゃ』とか『年を重ねたから、目立たないようにしなくちゃ』とか、自分の役割や周囲の目を気にして、これまでモノを選んできた方も多くいらっしゃいます。あらためて自分の満足に目を向けてみると、新しい視点が生まれるかもしれません」とちがやさん。
特に、コロナ禍の自粛が続く今の生活で、自分の内側に目を向ける機会も多くなっているように思います。「誰が何と言おうと、一人一人が主役! そう思って選べば、暮らしに必要なもの、必要じゃないものが見えてくるのではないでしょうか」。
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中3です。歳が近い子と年頃の子を持つお母様に質問。
タイトルの文字数が足りず、です を付けられませんでした。ごめんなさい。 私は父子家庭で、小さい頃から母がいません。そんな私が、中二の頃ファッションに興味を持つようになりました。最初はどんなものがいいのかよく分からず、ネットで見て可愛いと思った服を父に頼んで購入しました。その時の父は「お前が服に興味を持ってくれてうれしい!」と私が服を欲しがれば買ってくれるようになりました。それから1年、どんな服が欲しいのかだとか、流行りはなにかがだいたい掴めた今、季節が変わる度に父に服をおねだりしました。しかし、「去年買ったでしょ!」とか、「パパお金なぁァァい」とふざけた顔で言ってきたりしてもうガチでウザイです。部活の友達とかは会う度に服が変わってるのに、私はそもそも服の数が少なくて着回しもちゃんと出来ない。服はあるけど着る服がないってよく聞くけど、私の場合服もないし着る服もないって状態です(?)。長くなってすみません、ここから質問(質問と言うより依頼かもしれません)をします。 そんな父ですが、他人にツッコまれれば"自分の世間体"を気にする性格です。なので、恐らく改善してくれるでしょう。そこで、これを読まれている方には、歳が近い方は自分の服を買っている頻度や、ブランド、値段、量、1回につき親から貰っている金額などを、年頃のお子様を持っているお母様には娘さんに買ってあげている服の値段、ブランド、頻度、量、娘に与えている金額などを答えていただきたいのです。もし私の父が言っていることが正しければ、私を批判しても構いません。むしろ、考え改めるチャンスができて批判は私にとっていいことに繋がります!! よろしくお願いします
締切済み2021.09.08 -
ファッションショーについて
たまたま バレンティノのオートクチュール コレクションを観たのですが、 シースルーでバストトップが見えています。パリコレなどは、話題性重視なのか組体操をしながらランウェイを歩いたり、もはや着ていない?服もあります。 いつからこのようなショーになってしまったのでしょう。 モデルさんは有名デザイナーのショーに出る為ならどうぞ見てください、て感じなのでしょうか。モデルになるには着ていないのも覚悟でなければならないのですか。 日本語がおかしいかもしれませんが、 よろしくお願いいたします。
締切済み ベストアンサー2021.08.04 -
ヒルナンデス
不定期ですが、私服ランキング(ファッション)についてです。 最近、滝 菜月アナウンサー(NTV)はこのコーナーのたびに、ADに回っていると聞いております。 5月27日オンエア分ですが、後藤 晴菜アナウンサー(NTV)が勝利し、最下位は望月 杏夏アナウンサー(CTV=中京テレビ)ということでした。滝アナウンサーが13時からのコーナーからADに回ったとのことでしたが、女子アナウンサーが他の局でADに回ることもありますか? その辺のところについて、教えて下さい。 よろしくお願いします。
締切済み ベストアンサー2021.06.07 -
ファッションの流行について
プチプラなら分かりますが、コレクションブランドでも、毎年定められた流行を取り入れないといけないのですか? シルエットはまだしも、例えばデニムのイメージが全くないブランドが、デニム素材を使うのを見て、とても違和感を感じました。 何か決まり事があるのですか?
締切済み2021.05.18
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