浪費の原因を探して楽しく節約!

無理せず続く節約術とは?どうしたらお金が貯まる?

公開日:2020/09/25

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節約生活は実はとても楽しいものです。そこで、すぐできる簡単な節約術や、節約には厳禁の、浪費につながる行動、節約のつらさを乗り切るコツをご紹介。さらに、節約で貯めたお金を資産運用する方法もお伝えします。

節約術
無理せず続く節約術とは?

そもそも、なぜ節約をするの?

家計をやりくりする人たちの間では、必ずと言っていいほど、節約のことが話題になるでしょう。しかし、そもそもなぜ節約をするべきなのでしょう? 節約するということは、自分が何にお金を使っているかを把握するということ。

つまり、お金をコントロールすることにつながるのです。そして、節約でお金を貯めたら、旅行に行ったり好きな趣味を始めたりなど、ぜひ自分がやりたいことにお金を使いましょう。節約は、このように目的を持って始めることが大切です。

節約生活って実は楽しい!

節約生活を楽しむ

節約というと、買いたいものを我慢したり好きなことを諦めたり、つらいことのようなイメージを持つかもしれません。でも、節約生活はそんなにハードなことばかりではありません。節約を楽しむためのアイデアだってたくさんあります。

節約が楽しくなるアイデア1:お金をかける部分も作る

食費から被服費、日用品代、水道光熱費まで、ありとあらゆるものを節約しようとすると、息がつまるような生活になって、知らないうちにストレスが溜まってしまいます。節約生活をしていても、息抜きとしてお金をかけてもいい項目を作るようにしてみましょう。メリハリのある生活が、節約成功につながります。

節約が楽しくなるアイデア2:お金を貯める目標を明確にイメージする

「50万円貯めて、夫婦で沖縄旅行に行く」、「リタイアするまでに200万円貯めて、老後をのんびりする」など、節約するときは具体的に貯めたい金額とその目的を明らかにしましょう。そして、目標金額に対して今どのくらいの達成率なのかを考えたり、目標そのものをイメージしたりすれば、きっと気持ちの面でも楽しく感じられることでしょう。

節約が楽しくなるアイデア3:厳しい制限はしない

目標が大きく気合が入るほど、最初から厳しい節制生活を始めがちです。制限が厳しければ厳しいほど、長く続けることが難しくなります。節約は、無理なく長期間できる方が効果的。自分が無理せずできる程度で制限していき、長くコツコツ続けられるようにしましょう。

節約が楽しくなるアイデア4:変動費より固定費を見直す

住居費や通信費、保険料など、毎月金額が変わらないものが「固定費」で、それ以外の食費や被服費、交際費などが「変動費」です。固定費は、毎月黙っていてもお金がかかるものなので、ここを一度見直すと大きな結果が得られます。また、変動費を削減しようとすると我慢することも必要ですが、固定費ならストレスなく節約できます。家計の見直しをするときは、まずは固定費を減らすことから考えてみましょう。

 

今すぐできる! 簡単な節約術とは

簡単な節約術

節約は、始めようと思ったその日からすぐにできるものです。自分でもできそうだと思ったところから取り組んでみましょう。

簡単節約術1:スマホ代を見直し、固定費を下げる

スマホやインターネットなどの通信費は、毎月決まった金額で支払う固定費の一つ。毎月自動的に支払うことになるため見過ごしがちですが、毎月数千円でも節約できれば、年間では大きな金額となります。今は格安スマホがたくさんあるので、自分の利用頻度とあわせて、格安スマホも選択肢として考えてみましょう。また、家族割りを検討したり、インターネットとセットで申し込んだりすれば、割引になる場合もあるので、ぜひチェックしてみてください。

簡単節約術2:保険の保障内容を確認する

スマホ代の他に、ぜひ見直したい固定費が保険料です。生命保険や医療保険などは、一度加入するとその後は何も気にせず、保険料を払い続ける方が多いものです。しかし、家族それぞれの収入や健康状態などが変わり、保障内容が見合わなくなっているかもしれません。保障内容を今一度確認して、必要があれば保険のプランを変更することも考えてみましょう。

簡単節約術3:コンビニATMより銀行ATMを使う

毎月何度も利用するATMについても、ぜひチェックを。近くにあって便利だからと、コンビニのATMをいつも使っていませんか? コンビニATMでは、1回利用するたびに手数料が引かれているかもしれません。何度もそれを繰り返していると、積み重なった手数料の額は大きくなります。銀行のATMを手数料無料の時間帯に利用すれば、これを0円にすることができます。ちょっとしたひと手間ですが、これが小さな節約につながります。

簡単節約術4:家計簿をつける、家計簿アプリを使う

家計簿アプリ

家計簿をつけるだけでも、何にお金を使っているのか支出を把握することができるので、意識していなかった生活費を減らすことができます。まずは記録して、毎月、毎週の平均の生活費を知りましょう。それから予算を決めて、予算通りの生活費でやりくりできるようになっていけば、節約上手の仲間入り。
昔ながらのノートに直接書き込む家計簿を利用してもいいですし、今は家計簿アプリで一括管理をすることもできます。レシートを撮影すると使ったお金を自動で読み込む機能があったり、使用しているクレジットカードや電子マネーを登録しておけば、支出を自動で計算してくれたりする機能もあります。手で記録することが続かないズボラさんは、家計簿アプリを利用してみてもいいでしょう。

簡単節約術5:キャッシュレスとポイントを活用する

マイナポイント

キャッシュレス化が進む今、まさに“現金ではない”ポイントやクーポンをいかに上手に利用するかが家計を豊かにするコツです。自分がよく使うお店を考えてクレジットカードや電子マネーカードを選び、枚数を限定してポイントを効率よく貯めるのは基本。電子マネーカードとクレジットカードを紐づけておくと、ポイントが二重に貯まることも覚えておいてください。

また、ポイントの行方と期限は必ず確認しましょう。電子マネーのポイントは現金同様に利用できたり、クレジットカードのポイントも現金同様、またはギフトカードや商品券、家電や食料品などに交換できたりします。

またクーポンは、Yahoo!やLINEといった、よく使うアプリにも多種そろっています。飲食店などで活用しましょう。
また、2020年9月から開始したマイナポイント事業もぜひ活用したいところ。キャッシュレス決済を対象としていて、ポイント還元率が25%ととても高く、最大5000円分のポイントをもらえます。マイナンバーカードを作成して、paypayなどのQRコード決済サービス、waon・nanaco・SUICAなどの電子マネー・プリペイドカード、三井住友カードやエポスカードなどのクレジットカード・デビットカードに登録すれば利用できます。

簡単節約術6:家電の設定、使い方を変えて、電気代、ガス代、光熱費を見直す

電気代は、今ある家電の設定や使い方を変えるだけでも簡単に節約できます。例えば、以下のような取り組みで光熱費を下げることができます。

  • テレビの画面の明るさを省エネモードにする
  • エアコン・暖房は、サーキュレーターや扇風機を併用する
  • ホットカーペットの下に「銀マット」を敷いて暖房効率を上げる
  • 給湯器は「こまめに消す」
  • エアコンは外出する30分前に消す
  • 窓に遮熱効果が高いカーテンをつける

これは厳禁!? 浪費はあなたのこの行動が原因かも

浪費する人のパターン

節約すると同時に、無意識にお金をたくさん使ってしまう行動についても見直すようにしましょう。自分では気付かなくても、いつもの行動が、浪費につながっているかもしれません。

浪費の原因1:スーパーのハシゴ

「1円でも安いものを……」と思って、複数のスーパーをめぐって買い物していませんか? 家計のためを思ってやっているその行動が、実は余計なお金を使うことにつながっていることもあります。違うスーパーに行けば、特売品が目についたり、買おうと思っていなかったものでも、つい買い物カゴに入れたくなることもあるかもしれません。何軒もスーパーを回るより、1カ所で必要最低限のものだけを購入することが、節約には向いています。

浪費の原因2:冷蔵庫で食材を腐らせている、保存食品を大量に買い込む

横浜市の調査によると、買ったのに使い切れずに家庭ゴミとして捨てられた食材や食べ残しなどは、年間で一人当たり約2万2000円分にも及んでいます。冷蔵庫で腐らせしまう食品を減らすためには、冷蔵庫の中身を把握して管理することが大切です。冷蔵庫の収納を以下の3点のように工夫するだけでも、フードロスは減らせます。

  • 見やすい
  • まとまっている
  • 取り出しやすい

また長い期間日持ちする食材や調味料などの商品は、スーパーで割引価格になっていると、つい「必要だから買っておこう」と購入しがち。しかし、そんなストック用の食材でも、余るほどたくさん購入していては、結局使わないまま消費期限が切れてしまうかもしれません。ストック用の食材を買う場合は、一目で在庫量が確認できるだけの量にとどめておきましょう。
 

浪費の原因3:水道や電気、ガスのケチケチ我慢

水道光熱費は、こまめに節約したいと思いますよね。しかし、冷房をこまめにつけたり消したりするより、つけたままにしていた方が、電気代がお得になるという事例もあります。また、水道光熱費は、節約しても数百円程度の差にしかならないことも考えられます。家族にガミガミと口うるさく節約させて嫌われるより、心おだやかに暮らせる方がやっぱり素敵。水道光熱費をケチケチし過ぎるのは、あまりおすすめできません。

浪費の原因4:使っていない定額制サービスがある

雑誌、ドラマ、音楽の視聴サービスといった定額制インターネットのサービスや、ジムや教室といった月額制のサービスで、利用が少ないのに解約を忘れているものはないですか? クレジットカードの明細を見れば、自動引き落としになっているサービスがわかります。面倒でも解約するのを怠らないようにしましょう。

 

 

節約がつらくなったら

節約がつらくなった人を応援する猫

節約生活を送っていると、時には「つらい」と感じることが出てくるかもしれません。イライラしたり、小さなストレスを感じたりしてしまったときは、次のようなことを思い出してみましょう。

節約術を続けるためのコツ1:節約の目標を再確認する

節約を始めた目標を思い出して、それが実現したときのことを考えてみましょう。改めて、節約をした後に自分がどんなことをしたいのかイメージを膨らませることで、目的を再認識してやる気を奮い立たせることができます。

節約術を続けるためのコツ2:1か月に1度は自分にごほうびを

ダイエットと同じように、節約を継続していくためには、ごほうびタイムも必要です。1か月に1度は、好きなカフェにランチを食べに行くなど、自分へのごほうびタイムを設けてみましょう。こうすることで、心にゆとりが生まれてくるはずです。

節約で貯めたお金は資産運用!

資産運用

節約してお金がたまったら、貯金するよりもぜひ資産運用にまわしてみましょう。超低金利の今、貯金していてもその金額はほとんど変わりませんから、資産運用を行った方がお金を増やすことにつながります。

おすすめの資産運用方法1:個人向け国債

「個人向け国債」とは国が発行する「国債」の一つで、国が個人投資家などからお金を借りて、国家を運営する資金に利用します。証券会社や銀行、郵便局で購入することができます。この個人向け国債を保有していれば、半年ごとに利子が得られます。金利は年利0.05%の最低保証があり、また、途中で換金しても元本割れしない点が安心です(途中で換金した場合は、直近2回分の利子相当額×0.79685が差し引かれます)。

おすすめの資産運用方法2:投資信託

投資信託は、運用の専門家が投資家から集めたお金で株式などに投資して運用する仕組みです。初心者の方は、株や債券などどれに投資するべきかわからないものですが、運用のプロがその選定も行ってくれるため、特に資産運用の初心者にはおすすめです。

おすすめの資産運用方法3:つみたてNISA

投資で利益が得られると税金の支払いが生じますが、一定額の投資について運用益が非課税になるのが「NISA」です。つみたてNISAの口座は、日本に住んでいて20歳以上の方なら誰でも開設できます。つみたてNISAでは、国が定めた基準を満たした投資信託を利用できます。
節約できることはたくさんありますが、すべてをやろうとするのではなく、自分にできそうなところから始めてみるのがポイント。お金が貯まるようになってくれば、さらに節約のモチベーションも上がってくるはずですから、無理のない範囲で小さなことからトライしてみましょう。

教えてくれた人

中垣香代子さん

中垣香代子(なかがき・かよこ)株式会社FPフローリスト所属ファイナンシャル・プランナー(CFP®認定者 1級ファイナンシャル・プランニング技能士)。予想よりかさみがちな教育費・住宅ローン・ご両親の老後・退職後の生活のことなど、押し寄せるさまざまな不安の波を安心に変えるお手伝いをしています。

 

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