FP深田晶恵さんに聞く!医療費・介護費の備え#3

FPが語る介護費用!高齢親が末期がん・認知症に…

公開日:2024.03.17

同居の義父母の介護に直面して、初めて介護保険サービスを利用したファイナンシャルプランナーの深田晶恵さん。ケアマネジャーから提案されたのは、要介護度に合わせた利用限度額いっぱいのプラン。深田さんは過剰な介護サービスは断ることも大事と考えます。

教えてくれた人:深田晶恵(ふかた・あきえ)さん

教えてくれた人:深田晶恵(ふかた・あきえ)さん

ファイナンシャルプランナー、株式会社生活設計塾クルー取締役。個人の相談や講演の他、テレビ、雑誌、WEBなどのメディアで活躍中。著書に『まだ間に合う!50代からの老後のお金のつくり方』(日経BP刊)、『図解 老後のお金 安心読本』(講談社刊)他、多数。

93歳・86歳の義理の両親を自宅で介護

93歳・86歳の義理の両親を自宅で介護

義父母の介護に直面して、初めて介護保険サービスを利用したというファイナンシャルプランナーの深田晶恵さん。同居していた90代前半の義父、80代後半の義母がほぼ同時期に末期がん、そして認知症になり、夫と二人で自宅で介護することを決めたと言います。

「義父は要介護2、義母は要介護1と認定を受けました。それでケアマネジャーに、これまでの経緯や病歴、現在の病状などを伝えたところ、訪問リハビリを1人1時間半を週1日、加えてデイサービス週2〜3回と、介護度に合わせた利用限度額いっぱいのプランを提案されたのです」

ケアプランは本人に合わせて考えよう

自宅で受ける介護サービスの1か月当たり限度額は原則、要介護1で16万7650円、要介護2で19万7050円(地域により異なる)で、所得に応じて1〜3割が利用者の負担となります。

「金額的にどうかというよりも、ひ...

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