- ハルメク365トップ
- 暮らし
- 住まいと庭
- 新しい蘭の品種「モカラ」で夏を楽しむ花あしらいを
トロピカルな雰囲気満点の花「モカラ」をお部屋に取り入れませんか?「花を知り、楽しむ」がコンセプトの第一園芸のWEBサイト・花毎(はなごと)の連載で「二十四節気の花あしらい」を担当する谷中直子さんに、モカラの飾り方・楽しみ方を伺います。
ヴィヴィッドな色が魅力「モカラ」
「モカラ」という花をご存じでしょうか?名前はご存じなくても、一度は見掛けたことのある花かもしれません。
この「モカラ」はランの仲間の一種で、約半世紀前に属性が異なる3つのランを交配して開発された、新しいランです。暑い時期でも日持ちがよいため、夏に楽しむ花にぴったり。
黄、ピンク、オレンジ、赤、紫、白にピンクのドットなど、部屋がパッと明るくなるヴィヴィッドな花色が揃っているのも魅力です。
モカラの飾り方1:リゾートホテルのようなイメージで飾る
モカラは見ているだけでバカンス気分になれる花。
いろいろな品種が出回っていますが、今回は真夏のイメージで、ブーゲンビリアのような紫がかったピンク色の品種「ロビン」を選んでみました。
まずは、深い切れ込みが入った葉の観葉植物「クッカバラ」を水が入った花瓶の中に沿うように沈めます。そこにモカラがひと固まりになるように少し傾けて生けましょう。
水に浸かる部分にもモカラの花が付いている場合は、あらかじめ取り除きます。もちろん、取り除いた花は捨てずに取っておきましょう。後ほど楽しみ方をご紹介します!
とても簡単ですが、鮮やかなモカラと1本のグリーン、そして水のコントラストでお部屋がリゾートホテルのような雰囲気になる花あしらいです。
モカラの飾り方2:違う花をプラスしてイメージチェンジ
先ほどのモカラとクッカバラを生けた花瓶に、パイナップルの仲間、黄色の「グズマニア」を1本加えました。
鮮やかな黄色のグズマニアが1本加わっただけで、一気に豪華な印象の花あしらいに。
クッカバラは1~2日たったら取り出して他の花と同じように生けましょう。グズマニアも日持ちがよい植物なので、こまめに水替えすることで夏場でも長く楽しんでいただける組み合わせです。
モカラの飾り方3:バスケットに入れて飾る
特に暑い時期に花を長持ちさせるためには、こまめな水替えとともに切り口を切り戻すことが大切です。お手入れをすることで短くなってきたモカラをコップに入れてバスケットに飾ってみましょう。モカラだけではなく、鉢植えのポトスも一緒にセットしてみました。
熱帯地方が原産のものが多い観葉植物とモカラの相性は抜群です。
今回使ったのは直径10cm弱の鉢サイズのポトスですが、お手持ちの観葉植物でお試しくださいね。
モカラの飾り方4:短くなった花も楽しみ尽くす
モカラは下についた花から痛みますので、最後には上部についた花が残ります。そんなときにはいくつかの小さなグラスに入れて、飾ってみましょう。
トレーの上に立体的に積み重ねると特別な雰囲気が簡単に演出できます。花瓶でなくても底が平らなグラスなどでももちろんOKです。
さらにトレーにモカラを数輪散らせば、もっと豪華に。モカラはとても丈夫なので、半日ほどでしたら水につけなくてもきれいな花を楽しむことができますよ。
お子様やペットが触れないような場所でぜひ試してほしい、少しだけ特別感を感じる花あしらいです。
モカラの基本情報
●出回り時期:通年
●香り:なし
●学名:Mokara
●分類:ラン科モカラ属
●和名:モカラ
●英名:Mokara
●原産地:なし(人工交配した育成種)
●花言葉:「優美」「気品」 など
構成・写真=石川恵子(第一園芸・花毎)
花を知り、楽しむサイト 花毎
この記事は、花毎での連載「二十四節気の花あしらい」を基に制作しています。
>>花毎で「二十四節気の花あしらい」を読む
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?