業者さん選びは難しい!

再建築不可物件の我が家のリフォーム日記(2)

公開日:2023.09.06

不安いっぱいでスタートした古い我が家のリフォーム。よろよろと蛇行しながらも、どうにか進んでいます。

再建築不可物件の我が家のリフォーム日記(2)
庭のバラ。これも残せることになりそうです

リフォームは家族の絆も深くする

前回、ある業者さんから「弊社でお受けできるかどうか、検討中」と言われた我が家のリフォーム。かなり条件の良くない土地です。

「いっそもっと条件のいい場所に引っ越す?」と夫婦で話しているところに娘が一言「いや、今の家をリフォームした方がいいよ」

娘の主張する理由は明確でした。

「お母さんたちはこれから年を取るでしょ? お父さんもいつまで運転できるかわからない(私は運転免許を持っていません)。でも街まで出ていくのに、公共交通機関を2路線も使える今のような便利な場所が、簡単に見つかるとは思えない」

確かにその通りです。ちょっと娘を見直しつつ、やはり今の場所でリフォームすることを考えようと家族で決めました。

リフォームは家族の絆も深くする
壊れた食器棚の取っ手 これも変えなくっちゃかなあ​​​​​

業者さんから連絡はあったものの…

そうこうしているうちに、相談した業者さんから返信がありました。

「社内で相談したところ、お受けできるということになりました」

なんでも、建築申請の必要な建て替えではなく、大きな模様替え感覚のリフォームであれば、今の建坪を維持できて大丈夫とのこと。それを聞いて私もひとまずほっとしたのですが、そのあとに言われたことにまた驚きます。

「ただ、先日提示させていただいた金額よりも多少費用がかかりそうです」

なんとその金額は、当初聞いていた額の1.5倍!

しかもその金額を出せないというのであれば「弊社とこれ以上ご相談いただきましても、お客様のお時間も無駄になるかと思いますので」

要はその額を出せないと、その会社では受けてくれないということでした。

そもそも今回のリフォーム、退職を目の前にした主人と私とが、残された時間をより快適に過ごすためにと計画したもの。リフォームに費用が掛かりすぎて、生活に余裕がなくなってしまっては意味がありません。

二人で相談した結果、その業者さんは泣く泣くお断りすることにしました。

リフォーム迷子

リフォーム迷子
「迷子なのか、困ったなあ。でも僕も住むんだからしっかり決めてね」

しかし、すっかりその業者さんにお願いするつもりでいた私たち夫婦。次はどこに相談に行ったらよいのか、わからなくなってしまいました。

たまたま広告が目についた次の業者さんに行ったところ「〇〇社さん(初めに相談した業者)ではいくらと言われましたか? そうですか。うちならその9割ぐらいでできます」と、なんとも魅力のない売り込み方。

ピンと来ずに帰宅した私たちは、業者選定も長期戦になるのかもと覚悟しつつありました。

そんな時に、たまたま私が家でめくっていた雑誌の中に、大きなヒントがありました!

■もっと知りたい■

さとみん

九州に住んでいるパート主婦です。子どもが育つにつれ時間ができたので、大学の社会人講座を受講したりしていましたが、還暦を前にして生き方を振り返り、「後悔したくない!」「今が一番若い!」と2022年から通信で大学の講義を受講中。心理の資格取得を目指しています。

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