60の手習い、目的はダイエット

バレエでO脚だった足がまっすぐに

公開日:2018.10.26

ダイエットのために60代からバレエを習い始める。教室に通い始める経緯や、レッスンでの様子やダイエットへの効果などを紹介します。今回は、バレエ教室に通い始めてから、出てきた効果についてお話します。

バレエ教室ではひたすら筋トレ状態!?

さて、今回は私が通っている大人のバレエって、いったいどんなことをしているのか、具体的な内容とこの原稿を書いた頃の『ごくささやかな』成果について書いていきます。

レッスンは毎週土曜日12時半から始まります。

 

1.まずストレッチ!

鏡に向かって垂直に座りお尻を鏡につけて寝ころびます。足を上げて開脚。重力で足は下がっていきます。ほとんど真横に開く人もいれば90度で痛い痛いと騒ぐ人もいます。自分にできる範囲でいいのです。これは約5分。

次は二人組でするストレッチ。マットに座り足の裏を合わせます。両足でひし形を作り背中を押してもらいます。やわらかい人であれば背中に乗ってもらうこともあります。約3分。

3つ目は腹ばいになりカエルのような形で足の裏を合わせます。お尻をぐいぐい押してもらいます。鼠径部(そけいぶ)を床につけるイメージ。これも約3分。

 

2.それから腹筋!

やはり二人組で足を持ってもらい体を起こす腹筋10回、左右それぞれ5回ずつ。横になり、パートナーに頭のあたりに立ってもらい足首を持って足上げ正面左右でワンセット、これを10回。

 

3.さらにストレッチ!

ここでバー登場。バーの上に足をかけて身体を前に倒します。腿裏が伸びるー。次に床で足を前後に開き腰を落とす、腿の付け根が伸びるー。

 

4.またまた腹筋!

マットに仰向けになりひじで身体を支えます。腹筋を使いながら足を上げたり回したり。膝は伸ばして~。

 

5.バーを持っても筋トレ!

バーを両手で持ち腰を落とすプリエの動き。半分落とすデュミプリエ、下まで落とすグランプリエ。この時大切なのは足をしっかり回すこと。足首だけではなく付け根から回すこと。骨盤をまっすぐに保つこと。

 

とにかくどの動きも筋肉を使います。ずっと筋トレ状態です。レッスンの時間は1時間半ですが1時間25分くらいはこんな感じ。最後の5分ほどでスタジオの端から端までワルツのリズムやピルエットで移動するのがバレエらしいかも。

おやおや、これでバレエと言える? はい! まずバレエを踊れる身体を作るところから始めているのです。

ごくささやかな成果

・足がまっすぐに。

O脚でしたが膝がくっつくようになりました。

 

・階段をつま先で上れるように。

今までは足の裏をべったりつけないと上れなかったのですが、つま先だけで軽々と(?)上れるようになりました。この成果はたぶん90歳くらいになったときに大いに発揮されるのでしょうね。

さて最近バレエ仲間の若い人が、10年ほど前に流行り、今では長い間洋服掛けになっていたあの「レッグマジック」を再開したところ、なんと! 身体が締まってきたというのです!

もちろん私も埃だらけになっていたものを取り出してすぐに始めましたとも! 13分のトレーニングで汗びっしょりです。成果はこれから出る予定ですが、達成感だけはばっちりです。痩せそうな気がします!

使う時はストレッチシートの前に広げて。
使う時はストレッチシートの前に広げて。

 

普段は本棚の前に。
普段は本棚の前に。

機会があればレッグマジックの効果についていつかみなさまにお知らせしたいと思います。ではその時までごきげんよう!

くろすみさとこ

子どもの頃、逆上がりできませんでした。跳び箱4段跳べませんでした。1年で一番いい日は運動会の次の日。あと1年運動会がないから。かけっこをしなくていいから。身体を動かす楽しさを知ったのは大人になってからです。こんな私が楽しく続けていられるバレエについて紹介していきます。もちろん広島カープファン。

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