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- 62歳で入門! バレエレッスン
ダイエットのために60代からバレエを習い始める。教室に通い始める経緯や、レッスンでの様子やダイエットへの効果などを紹介します。今回は、バレエ教室に通い始めた理由や、レッスン中の服装、ストレッチ・筋トレの様子についてです。
衣装は真っ赤なカープ優勝記念Tシャツ
バレエのレッスンを続けて、いつのまにか痩せた、という漫画を読みました。バレエを習っている50代の女性から「バレエって自分で自分の体を整体しているようなもの」と言われました。なるほど……。では60の手習いと行きますか! というわけで62歳9か月で「大人のバレエスタート」という教室に入りました。通うのは現在で3年ほどになります。
この文章をハルメクWEB編集部に送ると
1・初めてレオタードを着た時、抵抗はなかったのか
2・バレエの靴はきついと思うが大丈夫だったのか
という質問が届きました。
そうか、編集部という最先端の知識を持つ(であろう)はずの人たちにも、バレエといえばレオタードとトウシューズという思い込みがあるのか! と、ちょっとびっくり。聞けば練習のしすぎで足先から血を出したという漫画を、子どものころ読んだせいだとか。やせたくて教室に入ったのですよ。レオタードの似合う体型のはずないではありませんか。
もちろんレオタードは着ません。初めての時はジャージで行きましたが、2回目からはスパッツにたっぷりとしたTシャツ(カープファンなので真っ赤なカープ優勝記念Tシャツ)でレッスンを受けています。
62歳ですよ。硬い靴を履いて痛い思いをするなら続くわけないではありませんか。幼稚園児がよく上履きにしているあの靴よりも、もっとやわらかいバレエシューズ、しかも自分のサイズよりも1、2センチ大きめのものを履いてレッスンを受けています。
優雅な気分に……いや現実は!?
「レッスンを受けている」というと、いかにも優雅に踊りを習っている、というイメージをみなさんお持ちかもしれませんが、実はまったく違います。1時間半のうち、1時間15分はストレッチと筋トレです。なにしろバレエスタートですから、まず、バレエのできる身体を作るところから始まるのです。
わずかにバレエ教室らしいなというところは、大きな鏡にお尻をつけ、足を鏡にかけて股関節のストレッチをすること、ハムストリングス(太もも裏側の筋肉)を伸ばす時はバーの上に足をかけて身体を前に倒すことくらいでしょうか。
そしてもちろん先生の掛け声はすべてバレエ用語です。ちょっぴり、ほんのちょっぴり優雅な気分……に浸る暇はほとんどなく、汗だくで毎回のレッスンを終えています。最後の15分も踊るのではなく、バーを持って足の動かし方の練習、そしてワルツなどのリズムをとる練習です。優雅に踊れるようになるのはいつのことでしょう。
さて、バレエ教室へ通い始めるに当たって目標を4つ立てました。次回はその目標について書こうと思います。
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