夫との結婚が転機でした

12回の転勤人生(1)その始まり

公開日:2018.07.03

北は福島県、南は福岡県まで。夫の転勤に伴って各地へお引っ越し。その回数はなんと12回! 各地での思い出や、遭遇したエピソード、今も続く仲間との出会いなどを振り返ります。今回は夫との結婚で転勤人生が始まります。

引っ越し
        ※イメージ

転機は夫との結婚

1970年は大阪万博が開催された年です。この年、当時付き合っていた人(今の夫)と話題の「月の石」を見に、岡山から大阪まで一緒に行きました。それから間もなくして結婚しました。それが12回を数える転勤人生の始まりです。


北は福島県いわき市、南は福岡県久留米市まで。滞在期間も短くて1年、長くて4年。プロとして働けるのではないかと思えるぐらい、荷造りもお手の物になりました。どれぐらいの荷物がどれぐらいの箱に入るか、目視でわかるほどまでになりましたが、度重なる引っ越しや子どもの転校手続きなど、それは大変なものでした。

夫が定年を迎え、現在は「太陽の塔」の見学デートに始まり、人生の幕おろしの地として大阪に住まいを得て、のんびりと過ごしています。夫との出会いが人生の転機となり、引っ越し先の出会いで多くの友も得ることができ、「ありがとう」と言える転勤人生でした。そんな回顧録を綴っていこうと思います。

結婚生活のスタート。そして子どもの誕生。

生命保険会社勤務の夫と結婚した時から転勤人生は覚悟していました。各地の支店への異動は当たり前のことでしたから。

当初は岡山市の実家に近い小さな借家で生活を始めました。2部屋に台所でしたが、充分でした。その後、長男が生まれ夫の両親は「跡取りができた」と大喜び。3年後に生まれた長女は4,000gもあり、今でもぽっちゃり型です。

 

長女誕生
長女誕生。

 

父が遊び相手に

孫可愛さに父が車でよく迎えに来ては、長男・長女を連れ帰り、夕方まで遊んでくれました。おかげで「じいじ」大好きな2人です。父が遊んでくれているその間、私は自転車で買出しに行ったり、布オムツを手洗いしたりと、子どもがいるとなかなか進まない家の事に集中しました。夫は朝9時~夜は11時頃まで仕事でいなかったこともあり、大助かりしたものです。

しかし、こんな生活も長くは続きませんでした……。

次回は、初めての転勤となる岡山県津山市の話をしますね。

のりたの母

倉敷市生まれ。23歳で結婚し夫の転勤に伴い、引っ越すこと12回! 住まいを転々とする中でも、習い事をしながら趣味を広げました。そして、かけがえのない友にも出会うのです。 転勤順に思い出をたどってみます。

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