知っておきたい箸のマナー!箸置きがないときの方法も
2023.05.252021年04月05日
今日も、えいやっ!を ひとつ
親しい方への贈り物の秘訣
マナー講師として生徒様と学び合いの中で見つけた、ご自分をどんどん素敵にしてご機嫌よくするシンプルなワザを書いていきたいと思います。 今回は、親しい方への贈り物をするとき、また、贈り物をいただいたときのマナーについてです。
お福分けをしてみませんか?
あっという間に半月前になってしまいましたが、ホワイトデーにショートケーキが来ました! 他の家族にはロールケーキ。一応、差をつけたつもりなんだそうです。でも私、ロールケーキも食べたいし、結局、切り分けて「お福分け」です。
お福分けはお裾分けと同じ意味ですが、「福を分ける」はおめでたい響きの言葉なので目上の方にも使えます。食べきれなさそうだから、頂き物をどなたかに差し上げるときも、特にお祝いの品ならお福分けにピッタリですし、無駄にしないのもエコかつマナーです。
お集まりで、お持ち帰りをお勧めしたとき、ご遠慮なさったら、「お福分けですから、ぜひご家族でお家でもお楽しみ下さい。」とお勧めしてください。「では、遠慮なく」と笑顔が見られることでしょう。
卒業・入学、就職などの始まりの季節には、お家で桜色のお赤飯を炊いて、気軽に「お福分け」をしてみてください。
結婚式のときのブーケ・トスは、花嫁がブーケを未婚の女性に投げて、ブーケをキャッチした女性が次に結婚できるといわれていますが、私は親友に手渡ししました。「次はあなたよ、幸せになってね」という最高のお福分けだと思ったからです。私がブーケを手渡しした彼女は、結婚して幸せに暮らしています。
御礼はできるだけ早く
あいさつでも申し上げましたが、受けたら返すのがマナーです。贈物をいただきましたら必ず返す必要はありませんし、差し上げるとき、お返しを期待することも、さらにお返しせざるを得ないような状況や態度を取ることはいたしません。
しかしながら、いただきましたらその場で「ありがとうございます。とても嬉しゅうございます」のお言葉と、少しばかり大げさに喜びをお伝えするのが正解です。
お選びくださったお時間を自分に使って下さったことに感謝、自分を思い出してお品をご用意して下さったことに感謝、たとえそのお品がお気に召さなかったとしても、感謝すべきことがたくさんあることをお忘れなく。
宅配便でのお届けは、親しい間柄なら即日に電話・メールでお礼をお伝えしましょう。オフィシャルな間柄なら翌日にお礼状を投函します。日頃から、美しいハガキ・封書・記念切手を買い集めておくといいですね。
今日のこころえ
お品物は問いません「お福分け」は気軽にできる思いやりの表現です。コロナ禍であるからこそ、自分を想ってくださる方がいてくださること、人とのつながりがうれしく感じられることでしょう。
今日よりもっと明日は素敵な貴女がそこにいることを私は知っています。
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