【韓国カルチャー】エンタメ編
グラミー賞授賞式、BTSとファンの長い1日
グラミー賞授賞式、BTSとファンの長い1日
公開日:2021年03月21日
BTSとグラミー賞 祈りは通じたか
2021年3月14日(日本時間3月15日)、遂にBTSがグラミー賞の舞台に立つ日がやってきました!
グラミー賞の受賞発表は日本時間の早朝4時から。「BTSが賞を獲るその瞬間をリアルタイムでみたい!」と、前日は22時にすべての家事を終了させ、そそくさと目覚ましをかけて23時には就寝。必死に4時に起床しました。私の長い人生の中で4時起きなんて指で数えられるくらいです。大好きなBTSのためなら朝の早起きも楽しみに変わる魔法! 布団の中で携帯を見ながら、受賞の瞬間を待ちます。
BTSがくれた楽しくて貴重な経験
BTSは「ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス」部門にノミネートされていました。発表の瞬間は本当にドキドキしましたが、今年はアリアナ・グランデとレディー・ガガの2人がこの部門の最優秀賞を受賞。ファンとしては「受賞はBTS!」という気持ちが強かったので「Dynamiteでも受賞できないのね」と落胆しました。ですが、ノミネートされた人は皆、世界中で名の知れた素晴らしいアーティスト。第一線で活躍する人たちに並んで受賞を待つ、という一大イベントに、ファンとして参加できたことだけでも感動です。
BTSファンミーティングmagic shop。 紫はBTSとARMYのシンボルカラー
BTSからの感謝のメッセージ
賞とは関係なく、パフォーマンスをすることは決まっていたので、受賞発表後も家事をしながらスタンバイを続けます。BTSが披露するのはもちろん「Dynamite」! 最高のステージを見せるという気合のこもった7人のパフォーマンスは、セットや衣装も相まって素晴らしいものでした。
パフォーマンス後、メンバーはVライブ(動画配信アプリ)を通じて、ファンへ応援への感謝とこれからの抱負を語ってくれました。
「がっかりしなくても大丈夫、またいい曲を作るから応援してね。これからも一緒に歩いて行こう」
「シャンパンで乾杯しようと思っていたけれど(受賞できなかったから)もう吞んじゃったんだ(笑)」
発表後の気持ちを、明るい表情で語ってくれる彼ら。私たちを笑いに包んで、励まし応援してくれているように感じました。グラミー賞を獲りたかったのは誰よりも彼らなはずなのに、ファンの気持ちを察して寄り添ってくれる姿に胸が熱くなりました。
一緒に見守っている
グラミー賞というお祭りに参加させてくれてありがとう
私は中学時代、洋楽が大好きでした。ラジオで「アメリカントップ40」を聴きながら順位をノートに書き出してみたり、カセットテープにラジオを録音したり。今思い出しても楽しい記憶です。
BTSを通して、ビルボードやアメリカンミュージックアワード、グラミー賞といったアメリカの音楽に触れる機会ができました。モータウンを彷彿とさせる曲やR&Bを耳にすると、気持ちがその時代までとはいいませんが、若返ってワクワクするような感じです。
長く・楽しく・睡眠不足な1日が終わりました。ARMY(アーミー / BTSのファンの通称)として、これからもBTSと共に前進あるのみ。これからも細く長く応援したいと思います。
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