50代からのポジティブライフスタイル

学ぶことの楽しさ、素晴らしさを実感する日々

公開日:2021/02/19

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厳格な祖母に育てられた私は、学年2番の成績でも「まだ上がいる」と言われただけで、褒めてもらったことがありませんでした。子育てを終え、空の巣状態の乾いた心が欲したのは、承認欲求と自己達成欲求でした。自分を満たすため、私は学び始めました。

国家試験へのチャレンジ

母親としての矜持と承認欲求

空の巣状態の乾いた心が欲したのは、承認欲求と自己達成欲求です。自分の心を満たすため、さまざまなことを学び始めました。

初めは一歩先を歩いている人生の先輩として、我が子にがんばっている背中を見せたいとの思いでした。「お母さんはこの年齢になっても、こんなにいろいろなことができることを見せたい」といった親としての矜持もありました。今思えば、自己肯定感を高めたいという承認欲求の一つだったのでしょう。

母親としての矜持と承認欲求

最初にチャレンジしたのは チャイルドマインダーとベビーシッターです。秘書検定の準1級や福祉用具専門相談員、介護保険事務士、福祉住環境コーディネーター、保育士、介護福祉士も50歳を過ぎてから受験しました。

大変だったのは保育士です 。娘が成長した時、私に育てられたことに自信を持ってもらいたい、ちゃんと理論がわかっている人が育てたと思ってほしい、子どもから尊敬される母親でありたいという思いもありました。

保育士試験の学科試験は9科目、そのうち8科目は1回で合格。受験生の多くがなかなか点数が取れず、どちらか一方でも足りないと不合格になる2科目セット科目があるのですが、案の定ここで1点足りませんでした。

保育士試験のよいところは、合格した科目を3年間持ち越せることです。幸いにもその年に、地域限定保育士試験の施行があり、不合格科目を受けるためだけに半年後、大阪会場で受験しました。

学科試験に合格して、次は実技試験、ピアノ・絵画・お話の3項目から2項目を選んで受験します。私はピアノとお話を選びましたが 、長く弾いていないピアノはちょっと自信がありませんでした。実技試験まで2ヶ月しかありません。急遽キーボードを購入、ピアノの先生を探し、週1回レッスンを受け、次のレッスンまでに自宅でヘッドホンを使って毎晩練習を重ね、実技試験も合格することができました。

その後は 介護福祉士の国家試験にチャレンジし これも1回で合格 、その後、大学に入学しました。

 

こんなに生きてきたのに、人生知らないことばかり

とにかく勉強は楽しいです。私にとって他者理解を深めようと始めた心理学が、資格取得、国家試験のための実習とどんどんレベルアップしていく中で、他者理解というより自己理解、自己啓発、自分の性格や傾向を知るための学びに変化しており、実習中は内省の日々でした。


学びを重ねる中で、物事の受け止め方を変えられるようになりました。ある出来事を別の角度から受け止める、見方を変えると違って見える「リフレーミング」という考え方です。心理学的な物事の捉え方を意識的にしていると、いつの間にかポジティブに受け止める事が自然にできるようになってきたと思います。

そして、この年齢になっても 「まだまだ 知らないことがこんなにいっぱいあるんだ!!」と新しいことを学ぶたびにワクワクします。このワクワク感が私を学びにさらに駆り立てています。

こんなに生きてきたのに、人生知らないことばかり

 

新しい一歩は青春、新しい出逢いは宝物

「新しい世界へと足を踏み出すときの胸のときめきを青春と呼ぶのでしょうね」と歌った若いミュージシャンの曲がありますが、まさしく私にとって、学ぶことは新しい世界への一歩で、学ぶこと=青春です。そして、素晴らしいのは、人との出会いです。

大学の教員、講師の先生、同じ学ぶ姿勢のさまざまな年齢の仲間たち。皆さん、社会人として学ぼうという方ばかり、高い志を持つ人ばかりなので一緒にいることで、高みに引き上げられる気持ちになります。新しい出逢いは私にとっての宝物になりました。

この4年間、多くの向上心の高い仲間たちとの関わりで、自分自身のあり方を考えることができました。また、学んだ科目の中で、ソーシャルワーカーの職業技術の一つとして、自分自身と向き合う内省、自分の考え方の傾向・自分の性格を知ることの大切さを身に付けられたと感じます。ソーシャルワークは職業ですが、その技術は普段の人間関係をスムーズにすることに利用できます。このように学べたことは、私にとっての大きな収穫であると感じています。

新しい一歩は青春・・新しい出逢いは宝物

先日、国家試験が終わりました。4年間の学びの集大成です。社会福祉士と精神保健福祉士のダブル受験ですので、2日間で25科目受験しました。初日は午後のみ2時間20分、2日目は午前2時間15分と午後2時間、全部で230問ありました。結果が不安であり、もちろん期待もあります。その年の受験者数や試験問題の難易度によって、合格点が変わる試験です。ドキドキの合格発表は3月15日です。

卒業式は3月20日で、卒業認定単位は満たしており、認定心理士と社会教育主事の資格要件は整いました。国家試験は卒業と受験必須科目の単位認定見込み受験ですので、実習事後スクーリングの課題レポート提出後、最終単位認定によって、国家試験の受験資格が有効になり受験の合否結果に反映されます。

学ぶことの楽しさ、素晴らしさを実感する日々ですが、春からの新しい年度に、次は何にチャレンジしようかと考えるのもワクワクしてとても楽しいです。でも、その前に最終科目の単位認定があります。ただいま、Zoomミーテング資料とスクーリング事後レポートを仕上げている真っ最中です。

 

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あ・らかん

子どもの独立、大学入学、闘病生活など、波瀾万丈の人生ですが、残りの人生を悔いなく過ごしたいと思い、いろいろなことにチャレンジして、ポジティブに過ごしています。50代からの positive life。私のこの10年を振り返りながらお話したいです。

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