新型コロナウイルスと共存する生活

いろいろな不安があるけど、今は「充電中」と考えよう

公開日:2020/08/12

6

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、できるだけ自宅で過ごすようにしているスミレさん。心が不安定になりがちですが、絵を描いているときだけは不安な気持ちが忘れられるそうです。

色鉛筆スケッチ「女性の立像」
色鉛筆スケッチ「女性の立像」

大人にも休み時間を

あぁ……何もする気になれません。「もしかしてうつ病? 2年はかかるよ」と友人は言われました。親族の死の後、気持ちは日常に戻っているのに、周りの人々は新型コロナウイルスの自粛解除から一気に動き出しているのに、私は相変わらず出掛けられないでいます。

「世の中から遅れてる?」「感染増えてるのに大丈夫?」「もう第2波が始まってる?」。Go To キャンペーン始まったけど、よくわからない。今までの自粛の我慢が水の泡と消えないよう願うばかりです。しかし、賢いウィルスなんですね。人間がどんなに感染予防をしても、それをかいくぐって広まっていきます。ウイルス自体はどこかで生きています! 無くなったわけではないのです。

死について普段は考えないようにしていますが、新型コロナウイルスがひたひたと近づいてきて、不条理に死に追いやられてしまうことがあるということを考えてしまいます。

クレパスで描いた「裸婦」
クレパスで描いた「裸婦」

 

しなくていいこと

失敗する確率が高いことは無理に続けない。嫌なことをしない。一人でやろうとしない。
身近なことから「しないことリスト」を探して身軽に暮らしたい。「ねばならない」ばかりだとできなかったときに落ち込みます。

子どもは親を見るべき、働くべき、結婚すべき、結婚したら子どもを生むべき、「~すべき」という事柄が世の中にはたくさんあります選択できる世の中なのになぜか不自由です。人それぞれ……自分にも、周りの人にも押し付けないようにしていきたいです。

ストレス受けやすいことはやめる。自分が何をしたいのかを優先する。これは   ちょっと難しい場面ありますが、人生は計画通りに進まないことが多いですし、達成出来ないことがもよくあります。気持ちだけでも楽に過ごしたいです。

自分を過信しない。自分の嫌なところはあり過ぎて困るけど、仕方がない。この際トコトン向き合ってみるしかありません。

どうも腑に落ちない。あの人のことを考えると胃が痛い。緊張するとトイレに行きたくなる。ダメだダメだ。言葉には言霊があるからネガティブな言葉は使わないようにしよう。心配してもしなくても、物事は納まるところに納まるのです。

 

ほめノートを作って自分を褒める

ほめノートを作リました
ほめノートを作リました

若い頃のようには誰もほめてくれません。それなら自分で自分を褒めてみようと思いました。

ほめノートには   「これは褒めてもいいだろう」と思ったときにメモをしておいて、後で  まとめて記入しています。些細なことでいいのです。

例えば、窓拭きをして、心がスッキリして、さらに二の腕の体操になってよかったこと。父の墓参りに行ったら、誰かがお墓の掃除してくれていて、ほっとしたことなど、自分で自分を褒めることや、よかったことなどを書いています。他にも、体重計に毎日乗って計測していて、昨日と同じ体重なら褒めています。

今日は、こんなことをほめノートに書きました。この年まで生きてきただけでもエライと思うこと。

今日がダメでも明日があるさという楽天的な考え方ができたこと。

やっと二つ褒められました。

病気が治るときって好転反応があるらしいです。治らない病気の私はどうすればいいのでしょうか。

■長続きしない幸福
金、物→より高いものを持ってる人に会うとがっかりする。

■長続きする幸福
目が覚めるだけで脳が幸福に気付いて健康に過ごせる安心。心の幸せ物質が毎日出てくる。

 

死について考える

見上げれば夏の空、トンボが飛んでいます
見上げれば夏の空、トンボが飛んでいます

年年歳歳花は同じように咲く。それを見る。人同じからず。人は年と共に変わる。年をとって変わる。

『天国の本屋』に書いてある一節です。いつどこで死ぬべきかと考えます。ところが、天国へ旅立つのに手違いが起きてしまいます。雷を落とすのを忘れたとか……。

死の3ヵ月前に予兆が現れ、父は終活しようと今までの人生を誰かに語り始めました。父は、老人ホームで使っていた名前入りのバスタオルを、私に「持って帰れ」と渡しました。今思えば「形見分け」だったのでしょうか? 持ち物や大切な物を一つ一つ減らしていきました。最後の大切な物は、母親に関係する物が多いらしいです。

人は死ぬときは、食べられなくなります。あごで呼吸するようになり体内に溜まったものがドバっと最後に出てしまいます。死ぬときは何も残ってないきれいな体になります。

遺族外来があるそうです。カウンセラーに気持ちを聞いてもらうだけですが、  それで自分の気持ちが穏やかになっていき、やっと本当の死別の悲しみが時間とともに癒やされていくそうです。

 

今までに経験したことのない雨

避難するときに持って行くもの
避難するときに持って行くもの
携帯電話は水没の可能性があるのでジッパーつきの袋に入れて
携帯電話は水没の可能性があるのでジッパーつきの袋に入れて

毎日梅雨空で気持ちも暗くなるけど、農家にとっては恵みの雨です。しかし、最近の大雨はひどいです。ニュースを見て、1か月分まとめて降ってくるような感じで、増水の恐ろしさを感じました。河川が氾濫して、あっという間に腰の高さにまで水がきてしまいます。寝ている時間帯に短時間に集中的に起こるので、避難が間に合わなくなってしまいます。

普段は穏やかな川なのに。心を静ませてくれる川なのに。

ここ数年、毎年この時期に繰り返されている大雨。雷雨、突風、滝のように叩きつける雨。こんな中、歩けません。浸水50cmで歩行困難になります。

私が住んでる地域では避難するよう放送が入りました。ものすごい雨、竜巻も発生して、とにかくすごい風なので、車の運転は無理でです。自宅から出られません。避難は諦めました。

この夜は停電になりました。暗い中、窓を開けて周りの家を見ると真っ暗闇です。どこも停電みたいでした。もう寝るしかないと諦めました。どのくらいたったのか覚えていませんが、電気がパっとつき、明るくなりました。「うれしい!」。電気の有り難さが身に沁みました。日頃は気付かないことですね。

豪雨水害に遭われてお亡くなりになった方もおられます。ご冥福をお祈りします。「何の試練なのだろうか?」と、避難された方がおっしゃってましたが、本当にそうだと思います。心に残る言葉でした。

時代は進んでるのに災害は無くなりません。自然の脅威を思い知らされました。予測不可能な「線状降水帯」。何をどう気を付けたらいいのでしょうか……。

今日は久しぶりの人物写生に行きました。感染が怖くてこのところ休んでいましたが。いつまでも休んでいられません。描いてるときだけはそのことに集中できています。世の中の雑音が入らない世界です。なかなか上手になれないけど、夢中になれる時間があってよかったです。この頃、自分でどこが描けてないのか少しわかるようになリました。実感したら、またがんばればいいと思います。

 

生活不活発病かもしれません

「生活不活発病」という病気があるようです。最近雨のせいにして歩かなくなりました。どうもなんとかして奮い立たせようと躍起になってる自分が見えてきました。でも気が晴れません。やる気が起きません。心を強く持たなくてはいけないのに。

中国で豚から人への感染が確認された新たなインフルエンザウィルス。次から次に生まれるウィルスの恐ろしさ。昨日はなんとなく気になり、ご先祖様のお墓参りをしました。雨の中、涙があふれ、父が好きだった歌を口ずさみながら、お墓の前でぼーっと立っていました。自己満足でしょうか。気持ちがスッと落ち着いたのを感じました。

 

時には力を抜いて

下ばかり見ないで生きていこう
上を向いて生きていこう

「ニクセン」はオランダの言葉で「何もしないでボーっとする」の意味です。ストレス、燃え尽き症候群の治療法の一つです。公園で寝そべる。家のベランダでビール飲みながら、歩きながら、とにかく何も考えない。勤勉な日本人には難しいけど、免疫力を高めるそうです。今はそういうことが必要な時期だと思います。充電中なのです。現代社会の苦難をどんなふうにうまく乗り越えるか考えるときです。縮こまらないように考えて前に進みたい。

今回も最後までお読みいただき、感謝します。
ありがとうございました。
 

スミレ

高校の時に美術クラブに入り 油絵を始める。結婚し家庭に入り油絵はすっかり忘れて過ごしていたが、定年後に時間ができて絵を描きたいと思い、カルチャーセンターへ。だんだん面白くなり最近では展覧会に応募し、大作にも挑戦しています。

この記事をマイページに保存

\この記事をみんなに伝えよう/

ページ先頭へ