新型コロナ禍も自分流に!

巣ごもり生活も工夫して私らしく楽しむ

公開日:2020.06.24

好奇心旺盛なとし古さん。新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごすことが多くなった際も、家庭菜園を始めたり、断捨離をしたりをしながら、前向きに過ごしています。また、友人と出掛けた久しぶりのお散歩に癒されたようです。

ルーティーン化した外出自粛生活

新型コロナ禍によって、「巣ごもり」という言葉をよく目にするようになりました。『大辞泉国語辞書』には、「巣ごもり」は巣ごもること、鳥などが巣にこもることとあり、これから転じて、休日に外出を控え、自宅で過ごすことの意味になった、とあります。

政府による全国の緊急事態宣言(4月16日)に続いて、4月24日に都知事が「ステイホーム週間」(4/25~5/6)と唱えました。緊急事態宣言中に公示された「新しい生活様式」ですが、2月後半から始まった私の外出自粛生活は、すっかり「板に付いた」という感がありました。

4月中旬に、私が参加している「(大型客船の)おもてなし隊」の活動を、3月4月に続いて5月6月も中止する、と区役所から連絡がありました。そこで、私が関係している毎月のサークルなどの活動についてもその都度開催中止の連絡をするのでなく、再開案内をするまで中止ということにし、仲間と手分けしてあらためて連絡しました。

そして、私の巣ごもり生活はすっかりルーティン化していたので、その内容を紹介します。
午前中は、散歩に出掛けました。隣接の団地の長い坂道を歩きます。それから、買い物に行きます。買い物は3日に1度にするよう心がけていました。時には運動を兼ねて可能な限り遠くのスーパーまで歩いて行くこともありました。

買い出しのお供をする私のリュック。左は娘からもらったもの、真ん中は刺繍が素敵で衝動買いしたもの、右は私の手作り
買い出しのお供をする私のリュック。左は娘からもらったもの、真ん中は刺繍が素敵で衝動買いしたもの、右は私の手作り

 

また、外出自粛生活の中で猫の額ほどの菜園を始めました!

二十日大根
ミニトマト
ミニトマト
二十日大根

午後は自宅に引きこもり。 最大の目標はさまざまな不用品をこの機会に処分することです。つまり、断捨離です。

他には、親の着物のリフォームをしたり、物置や引き出しの整理をしたり。そして「ハルトモ倶楽部」への原稿の構想も練っていました。

押し入れの奥の引き出しから「一般用米穀類購入通帳」を見つけました。昔は転居の際に必要だったのです。今や我が家の宝物です。

プチ散歩でリフレッシュしました

広島市の6本の川
広島市の6本の川

「プチ遠足」も気に入りました。広島市は「水の都」とも呼ばれるデルタシティで、市内を6本の川が流れています。これらの川沿いの土手や河川敷が実にきれいに整備されているのです。

太田川放水路
太田川放水路

市内の川は流れが緩やかで、干潮時と満潮時は流れの向きが変わります。友人と土手のベンチに腰掛け、川の流れに目を向け、時折飛び跳ねる魚を見つめ、しばしゆったりした時間を過ごしました。

元安川
元安川

そして、素敵な俳句を見つけました。薄雲のかかった満月の写真に添えられた一首です。

「月満ちてすごもりをする十三夜」  白桂

せっかくの満月を薄雲が隠す、まるで巣ごもりをしているように見えるとという意味の俳句です。情景の神秘的な美しさが浮かび上がってくるような描写に感動しました。

新型コロナ禍の巣ごもりの日々で不便な面もありましたが、持ち前の好奇心で日々の暮らしを楽しんでいます。


      

とし古

祖母は60歳の頃、針仕事や寺参りを日課にしていました。母は70歳の頃不自由な体で家族のために働き趣味の書道教室にも通っていました。そして私はいま八十路を歩いています。体力・知力は衰えを感じますが考える事・感じる事は昔と変わらないと思っています。死ぬまでにやっておきたい事に色々チャレンジしたいです。

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