韓国観光におすすめの店「土俗村」

韓国・滋養強壮たっぷり烏骨鶏湯で夏バテ知らずに!

公開日:2019.06.19

韓国ツウの渡辺さんが、一味違った韓国旅行ができる観光スポットをご紹介します。今回は「参鶏湯(サムゲタン)」。普通の参鶏湯では物足りない人におすすめの「烏骨鶏湯(オゴルゲタン)」の食ㇾポをします!

烏骨鶏湯(オゴルゲタン)
烏骨鶏湯(オゴルゲタン)

参鶏湯は夏バテ防止にぴったりです

日本国内でもすっかりメジャーになった韓国料理。その中でも食べたい料理の上位にあがる「参鶏湯(サムゲタン)」。

参鶏湯とは丸々としたひな鶏の腹にもち米や朝鮮人参、なつめ、栗やニンニクなどを詰めて煮込んだ料理で、滋養強壮感もたっぷり。韓国では、日本のうなぎのように夏バテ防止料理として、土用の丑の日にあたる日に食べるのも恒例のようです。

烏骨鶏の参鶏湯にチャレンジ!

以前は、韓国に行ったら本場の参鶏湯を食べたい!と思っていました。でもねー、正直、参鶏湯なら日本でも韓国料理店で気軽に食べることができたり、パウチに入った商品がスーパーやカルディなどでも売られていたりと、身近な料理になってしまい、韓国でわざわざ……と、ありがたみがないのが残念な気分です。

でも、ちょっと待って! 暑い夏はすぐ目の前です! やっぱり夏バテ防止にやはり参鶏湯は食べておきたい。

それなら、なかなか日本で食べることができない「烏骨鶏湯(オゴルゲタン)」を食べに行くことにしました。

「烏骨鶏湯」とは字で分かる通り、日本ではかなり貴重とされる烏骨鶏の参鶏湯です。烏骨鶏は中国で霊鶏と言われるくらい貴重種で、日本国内でも烏骨鶏の肉を食べることは困難中の困難。卵ですら1個500円前後で売られているほどの高級鶏です。こんな貴重な鶏を食べずに帰るわけには行きません。
 

参鶏湯専門店「土俗村」へGO!

土俗村(トソクチョン)

店名は「土俗村(トソクチョン)」。ガイドブックには必ず掲載されている有名店です。

と、いうことで、意気込んで訪れたのが王宮遺産のある景福宮(キョンボックン)近くにある「土俗村(トソクチョン」)。

参鶏湯専門店として国内外で超有名で、すでに何度も訪れた人も多いと思います。

店内は韓国の伝統家屋を意識した造りで、伝統的な雰囲気の中で食事ができるというのも高ポイントです。

韓屋(ハノク)スタイルを意識した店内は、庭を囲むようにして部屋があり雰囲気も満点です。
韓屋(ハノク)スタイルを意識した店内は、庭を囲むようにして部屋があり雰囲気も満点です。

 

韓国の伝統的な雰囲気の中で食事ができる

 

 

近隣の会社員もランチで訪れる人気店です。
近隣の会社員もランチで訪れる人気店です。

さて、本日のお目当ては当然「烏骨鶏湯」です。メニューを見ただけでも真っ黒な鶏肉の姿にギョッとし、普通の参鶏湯が1万8000ウォン(約1800円)に対し烏骨鶏湯は2万4000ウォン(約2400円)と値段も張りますがそこで躊躇しては負けです(笑) 

黒い骨までしゃぶりスープまで飲み干す旨さです

来ました、来ました!栄養が溶け込んだ白濁スープの中に浮く黒い烏骨鶏! 

中を割ってみると骨まで黒い!

韓国特有のトゥッペギという器で運ばれてきた「烏骨鶏」。予想を裏切らない見た目に「お~っ」と声が出てしまいました。白濁したスープに浸かった黒い鶏肉はかなりのインパクトで、中を割って見ると骨まで真っ黒。普通の参鶏湯よりは少し小ぶりですが、ボリューム感はたっぷり。

クセのない味で身は柔らかくホロホロと骨との身離れもよく、1匹ぺろりと完食。栄養と旨味がギュッと溶け込んだ濃いスープも飲み干さないともったいない。

こんなにリッチで滋養強壮に溢れたものを食べられるのは、やはり専門店ならではの醍醐味です。

韓国に行くなら「烏骨鶏湯(オゴルゲタン)」。このキーワードは覚えておいて損はないですよ。
 

壺に入ったキムチはそのまま食べてもいいのですが、スープに入れて食べるのがツウだとか。
壺に入ったキムチはそのまま食べてもいいのですが、スープに入れて食べるのがツウだとか。

 

渡辺 裕子

旅行、お酒、グルメ、風水など幅広い趣味を持っています 。子どもが大きくなり、ある程度時間ができたので旅行は国内外よく行きます。おすすめの旅行地、おすすめの遊び方、ワンランク上の楽しみ方など実体験をもとにご紹介して行きます。Twitter@Jsi1Kz2siUy1pgq

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