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- 韓国・滋養強壮たっぷり烏骨鶏湯で夏バテ知らずに!
韓国ツウの渡辺さんが、一味違った韓国旅行ができる観光スポットをご紹介します。今回は「参鶏湯(サムゲタン)」。普通の参鶏湯では物足りない人におすすめの「烏骨鶏湯(オゴルゲタン)」の食ㇾポをします!
参鶏湯は夏バテ防止にぴったりです
日本国内でもすっかりメジャーになった韓国料理。その中でも食べたい料理の上位にあがる「参鶏湯(サムゲタン)」。
参鶏湯とは丸々としたひな鶏の腹にもち米や朝鮮人参、なつめ、栗やニンニクなどを詰めて煮込んだ料理で、滋養強壮感もたっぷり。韓国では、日本のうなぎのように夏バテ防止料理として、土用の丑の日にあたる日に食べるのも恒例のようです。
烏骨鶏の参鶏湯にチャレンジ!
以前は、韓国に行ったら本場の参鶏湯を食べたい!と思っていました。でもねー、正直、参鶏湯なら日本でも韓国料理店で気軽に食べることができたり、パウチに入った商品がスーパーやカルディなどでも売られていたりと、身近な料理になってしまい、韓国でわざわざ……と、ありがたみがないのが残念な気分です。
でも、ちょっと待って! 暑い夏はすぐ目の前です! やっぱり夏バテ防止にやはり参鶏湯は食べておきたい。
それなら、なかなか日本で食べることができない「烏骨鶏湯(オゴルゲタン)」を食べに行くことにしました。
「烏骨鶏湯」とは字で分かる通り、日本ではかなり貴重とされる烏骨鶏の参鶏湯です。烏骨鶏は中国で霊鶏と言われるくらい貴重種で、日本国内でも烏骨鶏の肉を食べることは困難中の困難。卵ですら1個500円前後で売られているほどの高級鶏です。こんな貴重な鶏を食べずに帰るわけには行きません。
参鶏湯専門店「土俗村」へGO!
店名は「土俗村(トソクチョン)」。ガイドブックには必ず掲載されている有名店です。
と、いうことで、意気込んで訪れたのが王宮遺産のある景福宮(キョンボックン)近くにある「土俗村(トソクチョン」)。
参鶏湯専門店として国内外で超有名で、すでに何度も訪れた人も多いと思います。
店内は韓国の伝統家屋を意識した造りで、伝統的な雰囲気の中で食事ができるというのも高ポイントです。
さて、本日のお目当ては当然「烏骨鶏湯」です。メニューを見ただけでも真っ黒な鶏肉の姿にギョッとし、普通の参鶏湯が1万8000ウォン(約1800円)に対し烏骨鶏湯は2万4000ウォン(約2400円)と値段も張りますがそこで躊躇しては負けです(笑)
黒い骨までしゃぶりスープまで飲み干す旨さです
来ました、来ました!栄養が溶け込んだ白濁スープの中に浮く黒い烏骨鶏!
韓国特有のトゥッペギという器で運ばれてきた「烏骨鶏」。予想を裏切らない見た目に「お~っ」と声が出てしまいました。白濁したスープに浸かった黒い鶏肉はかなりのインパクトで、中を割って見ると骨まで真っ黒。普通の参鶏湯よりは少し小ぶりですが、ボリューム感はたっぷり。
クセのない味で身は柔らかくホロホロと骨との身離れもよく、1匹ぺろりと完食。栄養と旨味がギュッと溶け込んだ濃いスープも飲み干さないともったいない。
こんなにリッチで滋養強壮に溢れたものを食べられるのは、やはり専門店ならではの醍醐味です。
韓国に行くなら「烏骨鶏湯(オゴルゲタン)」。このキーワードは覚えておいて損はないですよ。
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