埼玉県の足湯|街中の隠れ家的足湯5選
2019.05.102019年09月03日
グルメ派にもおすすめ
兵庫の足湯 | ロケーション抜群の足湯5選
川や海、里山を眺めながら入れる足湯や鳴門海峡のうず潮をモチーフにした足湯、絶品プリンをいただきながら浸かれる足湯喫茶――。景色もグルメも楽しみたいという“欲張り派”にぴったりの 足湯5選をご紹介します。
848年に発見されたという伝説の名湯「ふれ愛の湯」(美方郡)
ふれ愛の湯がある「湯村温泉」は、兵庫県の北西部、日本海側の山陰地方にあり、鳥取県と接する地域です。南部は「氷ノ山・後山・那岐山国定公園」に指定されていて、扇ノ山を中心に山岳が連なっています。上山・畑ヶ平の高原地帯、霧ヶ滝・小又川渓谷などは、ブナやトチの原生林に覆われており、豊かな自然に囲まれています。
岸田川の支流である春来川に湧く湯村温泉は、日本屈指の高熱温泉であることで有名です。今から約1150年前、慈覚大師によって発見されたと伝えられている元湯の温度は98度! その温度の高さから荒湯と呼ばれています。
足湯は、春来川沿いに三ヶ所設けられていて贅沢にも源泉かけ流し。泉質はナトリ ウム-炭酸水素塩・塩化物・硫黄塩泉で、神経痛、関節痛、五十肩、冷え性、慢性婦人病などに効能があります。飲泉は、慢性消化器病・慢性便秘・痛風・肥満症に効果が期待できるそうです。
ph7.29の弱アルカリ泉は肌にとても優しく、湯上り後は肌がつるつるになります。 この嬉しい美容効果を持続させるためには、湯上り後に保湿クリームでしっかり保湿を。
足湯入浴後に喉を潤したいと感じたら、荒湯のすぐそばにある「なごみカフェ夢や」がおすすめ。「和み」と「癒やし」をテーマにしたカフェでは、各種ドリンクのほか、ジェラートやソフトクリームなどのひんやりスイーツもいただけます。
【ふれ愛の湯】
住所:兵庫県美方郡新温泉町湯1248
電話:0796-92-2000(湯村温泉観光協会)
営業: 24時間
料金:無料
交通:電車 JR浜坂駅から全但バスで約25分
車 姫路方面から:中国自動車道福崎IC、播但連絡道路和田山IC/JCT、北近 畿豊岡自動車
道八鹿氷ノ山IC、国道9号線を経て現地
神戸・大阪方面から:中国自動車道吉川JCT、舞鶴若狭自動車道春日JCT 、北近畿豊野
岡自動車道八鹿氷ノ山IC、国道9号線を経て現地
岡山方面から:中国自動車道佐用JCT、鳥取IC、国道53号線、国道9号線 を経て現地
山頂にある絶景足湯「妙見の森 山上の足湯」(川西市)
「妙見の森 山上の足湯」へ行くには、全長666m、高低差229mを5分で結ぶ「妙見の森ケーブル」を利用しましょう。乗車時間は短いですが、車窓からは四季折々の景色を楽しめて、大自然の素晴らしさを体感できます。
ケーブル山上駅の横にある足湯の魅力は、日本一の里山と呼ばれている黒川地区の里山の景観を楽しめること。里山の景観を眺めながらのんびりと足湯に浸かれば、散策に疲れた足もほっこりと休まります。
足湯には、地下171mから湧き出した自然の恵みいっぱいのナチュラルミネラルウォーター「妙見の水」を使用しています。お茶やコーヒー、お酒の割り用に使ってもおいしいと評判の水を足湯で楽しめるなんて贅沢ですね!足湯用のタオルは、オリジナルタオル(150円)の販売しているので、持ち合わせがない場合でも安心です。
足湯から徒歩約8分のところにあるふれあい広場には、「森のカフェあじさい」というカフェテラスがあります。緑に囲まれた場所で、軽食やドリンクなどがいただけます。
【妙見の森 山上の足湯】
住所:兵庫県川西市黒川字奥瀧谷16-1
電話:072-738-2392
営業:11:30~ケーブルカー最終時刻の30分前
料金:100円
交通:電車 能勢電鉄「妙見口駅」から徒歩20分、もしくは阪急バスで妙見の森ケーブル「黒川駅」へ。そこから、ケーブルカーに乗車し、「ケーブル山上駅」下車すぐ
足湯で鳴門海峡のうず潮を体感!「うずのゆ」(南あわじ市)
「うずのゆ」は、南あわじ市の福良港にある鳴門海峡をイメージして作られた足湯です。なぜ鳴門海峡かというと、福良港から鳴門のうず潮を見るための観覧船が出ているから。連日多くの観光客が訪れ、福良港を眺めながらゆったりと休める場として人気があります。
足湯の泉源は潮崎温泉で、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。神経痛、筋肉痛。疲労回復。きりきず。やけど、慢性消化器病、冷え性などに効能があります。無色透明 無味無臭のお湯は炭酸水素イオンの含有量が多く、お肌がつるつるになると美肌効果があることでも評判です。近隣には、公共や宿泊施設の日帰り温泉もあるので、その効果を全身でも試してみたいですね。足湯タオルは120円で購入することができますよ。
足湯近くの観光スポットは、国指定重要無形民族文化財の「淡路人形座」がおすすめ(1500円、2019年10月より1800円)。淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を楽しむことができます。 また、せっかくですから足湯の由来になっている世界最大のうず潮も見に行きたいですね。(うずしおクルーズ2000円)。
足湯から徒歩2分の場所にある「福良マルシェ」には、玉ねぎ載せ放題のピザや海鮮丼など淡路島ならではのグルメがそろっています。
【うずのゆ】
住所:兵庫県南あわじ市福良甲1528-7地先
電話:0799-52-2336(淡路島観光協会南あわじ観光案内所)
営業:10:00~17:00 無休
料金:無料
交通:電車:神戸三宮・舞子より「福良行き」バス乗車 約1時間半
終点「福良」にて下車
車:神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原」または「淡路島南IC」より
福良方面へ、それぞれ約15分。
温泉施設の優しさが詰まった無料足湯「吉川温泉よかたんの足湯」(三木市)
「吉川温泉よかたんの足湯」は、日帰り入浴施設「吉川温泉よかたん」が無料開放しています。体調などにより全身浴が難しい方や、観光客へ休憩スポットとして作られたハートフルな足湯です。
足湯の泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性などに効能があります。塩化物泉はよく温まる熱の湯、炭酸水素泉は、肌がなめらかになる冷の湯と言われています。足湯用のタオルは、温泉施設内で「無地白手折り(100円)」を購入することができます。
足湯近くで食事をするなら、「山田錦の館」のレストランがおすすめ。こちらでは地元の食材をふんだんに取り入れた料理がいただけます。さらに、地域の採れたて野菜や物販品の販売や、日本酒を試飲するコーナーなどもあり、お土産を探すのにもぴったりです。
【吉川温泉よかたんの足湯】
住所:兵庫県三木市吉川町吉安222
電話:0794-72-2601
営業:10:00~22:00 月曜定休(祝日の場合は翌日休業、悪天候による利用休止あり)
料金:無料
交通:電車 JR・神鉄三田駅から神姫バス、「吉川庁舎前」バス停下車徒歩5分
車 中国自動車道吉川ICより車で3分
スイーツ好きにたまらない「足湯喫茶 茶処 はんせ」(神崎郡)
「足湯喫茶 茶処はんせ」は、「かさがた温泉せせらぎの湯」の施設の入り口付近にあります。兵庫県初となる、足湯に浸かりながら食事や飲み物、甘味をいただける喫茶店です。店内にはカウンター式の足湯席と、掘りごたつ式の足湯席があります。景色も楽しみたい方におすすめなのが、カウンターの両端の席です。 周囲の山々を眺めながら足湯に浸かれます。
足湯の泉質は、温泉館で使用している温泉と同じアルカリ単純泉です。効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器など。「美人の湯」とも名高く、なめらかな肌触りになると評判です。足湯用のオリジナルタオルは100円で購入できます。
喫茶でおすすめのメニューは、地元にある田隅養鶏場の卵をたっぷり使って作られた「ふわとろプリン 極 (350円)」。卵、牛乳、生クリームだけで作られらたとろりとした食感がたまりません。プリンのトッピングソースは、カラメル、ブルーベリー、ストロベリーの3種類がありますよ。
さらに知る人ぞ知る人気のメニューが「モーニング」です。コーヒー1杯のお値段(400円)で、トーストや卵料理、サラダなどがいただけるとあって、朝は特に賑わっています。季節によってメニューが変わるので、訪れる際には事前に確認してみてください。
【足湯喫茶 茶所 はんせ】
住所:兵庫県神崎郡市川町上牛尾2073-12
電話:0790-27-1926
営業:8:30~12:00(月曜のみ~17:00) 第1月曜定休
料金:足湯を利用するには飲み物か食事の注文を
交通:電車 姫路駅からJR播但線で福崎駅か甘地駅からタクシーで約15分(火曜・ 金曜は市川町コミュニティバスが運行)
車 中国自動車福崎インターから播但連絡自動車道に乗り、1つ目の市川南ランプ降車して県道34号線を北上(福崎ICから約20分)
※掲載情報は2019年8月のものです。
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