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公開日:2023年04月06日
プロに聞く!花を最後まで楽しむテクニック
爽やかな色のデルフィニウムで春をお部屋に取り入れませんか?「花を知り、楽しむ」がコンセプトの第一園芸のWEBサイト・花毎(はなごと)の連載で、「二十四節気の花あしらい」を担当する谷中直子さんに、デルフィニウムの飾り方・楽しみ方を伺います。
デルフィニウムという花をご存じでしょうか? つぼみの形がイルカに似ていることから、ギリシャ語でイルカを意味するDelphisという名が付けられた花です。海を連想させる青系の花色が多いことも由来しているかもしれませんね。
ちなみに和名では大飛燕草(おおひえんそう)と呼ばれていて、こちらは燕(つばめ)のイメージで名付けられたようです。
このデルフィニウムには大きく3つのタイプがあります。
お花屋さんによく並んでいるスプレーデルフィニウムと呼ばれるものがシネンセ系。花穂を直線に伸ばし、「一本立ちデルフィニウム」とも呼ばれるエラータム系。シネンセ系とエラータム系の中間のようなベラドンナ系です。
花色は青、紫、白、ピンクがありますが、中でも美しい青色のバリエーションが多いのが特徴です。
今回は透明感のある水色が美しい、スプレー咲きのシネンセ系から「プラチナブルー」という品種を選びました。
軽やかな雰囲気を生かせるガラスの花器であれば、繊細な茎や細く切れ込んだ涼し気な葉が映えます。
スプレー咲きのデルフィニウムは枝分かれをしてたくさんの花をつけるので、数本でもボリューム感が出ます。水に浸かりそうな葉を取り除いて、ざっくりと生けるだけで素敵な印象の花あしらいが完成。
デルフィニウムだけをシンプルに楽しんだ後は、この花ならではの青色が生きる、葉や花を加えて色合わせを楽しむ方法もおすすめです。
例えばシルバーグレーのユーカリを添えると一気に大人っぽい雰囲気に。
丸いユーカリの葉やシルエットも楽しみたいので、空気が通るようにふんわりと生けましょう。こうすることで蒸れも防げて、花持ちもよくなりますよ。
さらに花をプラスするなら、最近とても人気のある染めたカスミソウやアスチルベもデルフィニウムにぴったりです。
染めたお花は組み合わせが難しそうにも思えますが、同じ色合いでまとめると華やかで、見応えのある花あしらいに仕上ります。
デルフィニウムは一枝だけでも素敵なお花です。
通常であればブーケを生けるのにぴったりなボール状の花器を使って、一枝だけで生けてみました。器のカーブに合わせてぐるりと這わせます。デルフィニウムは茎がしなやかなので、こうした生け方も簡単。
まるで水に閉じ込めたような、涼しげな花あしらいです。
繊細に見えて驚くほど花持ちのいいスプレーデルフィニウム。全体が枯れてきてもきれいな一枝が残っているこがあります。そんなときは切り取って小さな器に生けてみましょう。
小さな一輪挿しを一つ持っていると便利ですが、一輪挿しでなくとも、小さな空き瓶や、お猪口(ちょこ)などを使ってみるのもいいかと思います。
お手元にある器で最後の一輪まで楽しみ尽くしましょう!
構成・写真=石川恵子(第一園芸・花毎)
■もっと知りたい■
花を知り、楽しむサイト 花毎
この記事は、花毎での連載「二十四節気の花あしらい」を基に制作しています。
>>花毎で「二十四節気の花あしらい」を読む
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