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2024.12.292022年02月21日
非常時にも知ってると便利!
キャンプ料理のための火起こし・便利アイテム紹介
近年人気のキャンプの醍醐味の一つと言えば、キャンプ料理。そこで、キャンプ初心者でも簡単に火起こしができる方法や、料理するのにあったら便利なメスティンやまな板シートなどのアイテムを紹介します!
キャンプで料理をするための火起こし術
キャンプでは、ガスバーナーなどを使用して料理をするのも手軽で便利ですが、せっかくなら火起こしをしてキャンプ飯を作りたいもの。今回は、基本的な2つの火起こし方法を紹介します。
- その1:新聞紙を使った火起こし方法
用意するのは、コンロの他に、新聞紙、木炭、炭ばさみ、軍手、ライターの全部で5つ。
まずは新聞紙を縦に4枚に手で切り、軽くねじって10cmほどの棒状にします。これを10本作っておきます。
次に、BBQコンロの上に新聞紙を「井」型に組み上げます。このとき、中央に空洞ができるように組むのがポイント! その後新聞紙を囲むようにして炭を立てて並べます。
いよいよ火付け。最初に作った棒状の新聞紙より少し長めに棒状にひねったものを火種にしてライターで火を付けます。これをすばやく「井」型に組んだ中央に差し込みましょう。
後は、あおいだり炭を動かすことなく、新聞紙が燃え尽きるまで5~6分待ち、完全に新聞紙が燃え尽きたら炭ばさみで炭を広げ、火起こしは終了です。
- その2:着火剤を使う方法
手軽に火起こししたい場合に便利なのが、着火剤を使った火起こし方法です。用意するのは、コンロの他に、着火剤、木炭、炭ばさみ、軍手、うちわ、ライターの6つ。ちなみに着火剤はチューブタイプでも固形タイプでも可能です。
まずは、コンロの中央に炭をいくつか置き、着火剤を炭の下に置きます。チューブタイプの場合は、炭に直接塗りつけてください。
次に着火剤にライターで火を付け、炭ばさみを使って炭を井型に組んでいきます。炭に火がしっかりいきわたるように、うちわなどを使って風を送り込みます。
全体的に火がまわったら、さらに炭を追加して火力が安定したら炭を広げれば終了です。なお、チューブタイプの着火剤は絶対に途中でつぎ足さないようにしてください。
キャンプ料理におすすめのメスティンでご飯を作る方法
メスティンは、アウトドアメーカー「トランギア」のアルミ製の飯ごうです。ですが、ご飯を炊くだけにとどまらず、煮たり、焼いたり、蒸したりと万能な調理アイテム。
ここでは、固定燃料を使ってメスティンでご飯を炊く方法を紹介します。
用意するのは、米1合、水180mL、ポケットストーブ、固形燃料(25gほど)、ライター(マッチでも可)です。
まずは洗った米と水をメスティンに入れ、そのまま30分置いて吸水させます。次に固形燃料をセットしたポケットストーブにメスティンを乗せ、火を付けて18~25分待ちます。
その後水っぽいようなら様子を見ながら追加で加熱し、炊けていれば、メスティンを逆さにして10分ほど蒸らせば完成です。
メスティンは、さまざまな調理方法が可能なので、カレーやスープ餃子、パスタ、ケーキなど、キャンプ飯の幅も広がりそうですね。
メスティンで手軽に燻製料理!
燻した香りが独特の燻製は、実は手軽にできて、キャンプ料理としてもおすすめです。そこで、簡単にチーズの燻製を作る方法を紹介します。
ちなみにスモークチップは、サクラやナラ、ブナ、ヒッコリーなどの種類があります。中でも人気なのはサクラで、肉類と相性がいいのも特徴です。また、ナラやブナは魚と相性が良く、ヒッコリーはなんにでも合います。
用意するのは、メスティン、メスティン用の網、アルミホイル。スモークチップ、チーズ(お好みで)。
ここでは、チーズを燻製にする方法を紹介します。
まずは、メスティンにアルミホイルを敷き、スモークチップをひとつかみして底に広げます。メスティンに網をセットしてお好みの量のチーズを置き、ふたをして強火にかけます。
煙が出たら火を弱め、5~7分程度加熱して色が付いたら完成です。
ちなみに、チーズ以外の食材でも基本的に同様の方法で燻製にすることができます。燻製にする食材は、水分が少ない方が失敗しづらいのでおすすめです。
また、食材の表面に水分が残っていると、酸味や苦味が出てしまうため、風通しのよい場所でしっかり乾燥させるのがポイントです。
キャンプで便利なアイテム「まな板シート」
キャンプでは、出来るだけ洗い物を減らしたいもの。そこで便利なのが「まな板シート」です。大きな特徴は、好きな長さにカットできること。また、ロール状になっているので、荷物が多くなりがちなキャンプでもかさばらないのもうれしいポイントです。
使い方はとっても簡単。ラップのようにまな板シートを引っ張って、箱に付いたスライドカッターを左右どちらかに滑らせて自由な長さにカットするだけ。
凹凸のエンボス加工が施され、食材が滑りづらいのも大きな特徴です。また、ある程度の厚みと強度もあり、包丁で切れてしまうこともほぼありません。
他にも、ランチョンマットやお皿としても使える万能アイテムです。幅約25cm×3mのロールタイプは500円~1000円程度でリーズナブル。
キャンプでも衛生的に安心でき、面倒な洗い物も減らせる一石二鳥のおすすめアイテムです。
楽しいキャンプだけでなく、いざというときの非常時(防災用)として知っておく、用意しておくのもいいかもしれません。
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