「がぜん」「破天荒」「すべからく」の正しい意味は?
2023.08.202022年01月01日
気になるモノ・コト・言葉に注目!
2022年干支「虎」にまつわる言葉いくつ知ってる?
気になる言葉や出来事について解説するシリーズ。今回は、2022年の干支「虎」に関係する言葉を集めました。「危険なこと」や「権力」などを象徴することが多い「虎」。熟語やことわざをご紹介します。
【虎に翼】虎に翼がはえたら最強!?
最初はこちら。
「虎に翼」
陸でも十分強い虎が翼を持ったら……?『広辞苑』によると
威をふるう者に更に勢いをそえることのたとえ。
という意味。権力・権威・強さを象徴する意味で使われる例は、他にもいくつかあります。
- 虎の威を借る狐
…権力のある人物の威力を借りて威張る者のたとえ - 虎を画いて狗に類す
…能のない者が優れた者のまねをして失敗するたとえ
【虎口】要注意です!虎の尾も……
続いてはこちら。
「虎口」
これはわかりやすい例えですよね。「虎口」は「ここう」と読み、『広辞苑』によると
きわめて危険なところ。
同様に、
- 虎の尾を踏む
…非常に危険なことをする - 虎を野に放つ
…あとで悪い結果をもたらすものを自由な状態にしておく
……も虎を危険なものとして捉えています。
【虎の子】虎にとっても子どもの存在は……
最後はこちら。
「虎の子」
人にとってはもちろん、虎にとってもわが子は大切な存在。虎は、我が子を大切に育てることから、
「とても大切にしているもの。大事に持ち続けている金品」
などを意味します。ちなみに「虎子」(こし)は、持ち運びできる便器、いわゆる「おまる」のことなので要注意です。
その他に、覚えておきたいのはこちら!
- 虎の巻
…教科書の簡単な解説書、ガイド - 虎になる
…ひどく酔っぱらう - 虎は死して皮を留め、人は死して名を残す
…(虎が死んで美しい毛皮を残すように)人は優れた業績によって死後もその名を残すようにしたいものだ - 虎口を逃れて竜穴に入る
…一つの難を逃れてさらに他の難儀に逢うことのたとえ
2022年、新年のはじめにぜひ、話題にしてみてはいかがでしょうか。
認知症研究の第一人者が監修「まいにち脳トレ」
「最近物忘れが多くなった」「集中力が落ちてきた」……。そんな方にぜひ見ていただきたいのがこの動画。認知症研究の第一人者で筑波大学名誉教授・朝田隆先生監修の脳トレ問題に毎日コツコツ挑戦して、脳を活性化させましょう。
>>動画を見る
■もっと知りたい■