ファッションから、なりたい自分になる #2

50代、服選びがラクになる!おしゃれの“自分軸”が見つかる6つの整理術

50代、服選びがラクになる!おしゃれの“自分軸”が見つかる6つの整理術

公開日:2026年05月22日

なりたい私を実現する!50代「心にぴったりな服」選び6つのルール

服選びに悩む大人女性にとって服選びで大切なのはセンスではなく“自分の優先順位”という制服化スタイリストのあきやあさみさんが、「好き」「似合う」「心地よさ」を整理する“ファッションのトリセツ”を解説。自分らしい服選びの軸が見えてきます。

1年3セットの服だけで生きるスタイリスト・あきやあさみさんって?

1年3セットの服だけで生きるスタイリスト・あきやあさみさんって?

日本女子大学家政学部被服学科卒業後、都内百貨店に入社。パーソナルスタイリスト、セレクトショップバイヤーを経験後、2018年に退社しファッションスタイリストとして独立。

ファッションを「制服化」して1年3セットの服だけで生きながら、独特なファッション論を情熱的に語るnoteが評判となる。最新刊に「自問自答ファッション 制服化スタイリストが教える自分らしく生きるヒント」(朝日新聞出版)がある。

自分に合った服の選び方、6つのトリセツ

自分に合った服の選び方、6つのトリセツ

「たくさんある服のなかから、自分に合う服を選ぶ方法が知りたい」というお悩みをいただくことが多いです。

私はこのお悩みに対して「ご自身の“ファッションのトリセツ”を作りましょう!」とお答えしています。“ファッションのトリセツ”は、下記の6つの要素で構成されています。

1:ブランディング
――なりたい姿を表現したい
「自分はこういうふうに生きたい」という確固たる哲学のこと。たとえば、「このデザイナーの言葉にシビレたから、私はこのブランドでしか服を買わない」などの哲学を指す。

2:キャラクター
――好きなものを身に着けたい
本能や直感的に好きと感じるもののこと。恋に落ちるようなときめき。

3:外見との調和
――似合うもので魅力を引き出したい
シルエットやデザイン、色が自分という肉体をきれいに見せてくれるかどうか。ファッションを通して自分を伸ばしたい、という観点。

4:トレンド
――旬を生きたい
時代の大きな流れが大好きで、時代とともにファッションをアップデートしていきたいという気持ち。「新しいものが大好き! ワクワクする!」。

5:TPO
――信頼感を出したい
会う人や季節、場所、状況、目的に合わせてファッションを変えることを心地いいと感じるかどうか。とくにドレスコードがない場でも「アフタヌーンティーに行くなら、パンプスを履かないとソワソワしてしまう」。

6:機能
――心地よく過ごしたい
ポケットや生地、耐久性などの快適度。価格も機能のうちの1つで、コストパフォーマンスを重視するかどうか。

「ファッションの優先順位」を考えてみる

「ファッションの優先順位を考えてみる

“ファッションのトリセツ”は、「私なら何番を優先するだろう?」と、6つの要素に優先順位をつけることから始めてみてください。たとえば、今の私はこの順位でファッションを選んでいます。

優先度 高め

1 ブランディング
2 キャラクター
3 外見との調和
6 機能
5 TPO
4 トレンド

優先度 低め

私の場合は<1 ブランディング>が最も上に位置します。「制服化スタイリスト」という職業柄もありますが、美学や哲学を大事にすると、「やりたい!」と思える仕事が自然と巡ってきたり、「人生がうまくまわっている」と実感できることが多いからです。

次に<2 キャラクター>を大事にしていますが、似合わないものはどんなに好きでも結局着なくなってしまうので、<3 外見>との調和も重視。私は1 着の服をとにかくたくさん着るので、今は「家庭でも洗濯できるかな? シワがつきにくいかな?」といった<6 機能>も意識するようにしています。

私の場合は優先度が低めですが、<4トレンド>を優先している方は、いつもフレッシュで、人生を楽しまれている印象があります。それぞれによさがあり、何を優先してもいいんです!

服とメイクで優先順位はちがってもいい

私は「ファッション」では<1 ブランディング>を優先していますが、「ヘア&メイク」では<3 外見>との調和を優先しています。なぜなら、ヘアスタイルやメイクが似合っていないとどうにも落ち着かず、ソワソワしてしまう性分だからです。

そのため、「ファッション」はモードが好きですが、「ヘア&メイク」はナチュラル寄りに落ち着いています(髪形に関して言えば、14歳のころからずっと同じ。これからも変える予定はありません)。

「ファッション」と「ヘア&メイク」の優先順位が一致している方は、2つのバランスがとりやすく悩みにくいというメリットはあります。ですが、「一致させるとどうもしっくりこないな」という方は、優先順位を替えてみるのがおすすめです。

大切なのは“心が震えた”ものを買うこと

“ファッションのトリセツ”にのっとってお買い物をすれば、理論上では完璧な服を買うことができます。

しかし、理論だけで選んだものは愛着が湧かず、結局すぐに手放すことになってしまうのです。もちろん理論は大事ですが、長く手元に残しておきたい服やアイテムと出合うと、「私以外の人がこの服を買うなんて考えられない!」「買わなかったら、きっと一生後悔してしまう…」など、“心が震える”現象が起きます。

理論は、そんな運命的な出合いをするための手助けに過ぎないのです。

次回は、「好き」と「似合う」の間で迷わないための実践編。自分らしさをおしゃれに落とし込むための、具体的な服選びのコツを紹介します。 

もっと詳しく知りたい人は

もっと詳しく知りたい人は

『自問自答ファッション 制服化スタイリストが教える自分らしく生きるヒント』

「どんな自分になりたい?」からはじめる、新しいファッションの指南書。自分と向き合えば、着るべき服が見えてくる! noteで人気の制服化スタイリストによる、服選びを通して自分らしく生きられるようになる一冊。(朝日新聞出版)


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HALMEK up編集部
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