過去のイライラにとらわれない!戸田久実の相談室4
容姿いじりがトラウマ…今でも容姿の話をする人がムリ
容姿いじりがトラウマ…今でも容姿の話をする人がムリ
更新日:2023年09月25日
公開日:2023年06月25日
【D子のイライラ】容姿について比べられたことが忘れられない
学生の頃、友人と容姿を比べられて、「◯◯さん(友人)の方が、足が細い」というような、傷つくことを言われた経験があります。
それ以来、今でも友人や大切な人に、他の女性の容姿の話をされると、比較されているような気持ちになって、イライラしてしまいます。
また、容姿の話を平気でしてくる人のデリカシーのなさも、腹立たしく感じてしまいます。
【戸田さんが解決】信頼できる相手ならその場で伝えて!

D子さんのように、老若男女、容姿にコンプレックスを持っている人は多いのではないでしょうか?
自分の容姿を気にしている人にとって、「足が太い」「顔が大きい」「目が小さい」「背が低い」「太っている」などと言って人と比べられることは、とてもつらいですよね。例えば、自分とは遠い存在のスタイル抜群の芸能人と比べられたら割り切れるかもしれませんが、身近な友人や兄弟姉妹などと比べられるのは嫌なものです。
でも、言った側は、相手を傷つけていることに気付いていないケースもよくあります。
こんなときには、まず「自分はこういうことに傷ついているんだ」という自分の気持ちに気付き、受けとめることから始めましょう。もし、言われた言葉がずっと引っかかっているのなら、相手に伝えてみることも重要です。
「私が一番気にしているところだから、言われたらショックだな」や「今の言い方はちょっと傷つくコメントだな」このように一度言葉にしてみると、次にまた同じようなシチュエーションで何か言われたときも、自分の気持ちを相手に伝えやすくなるかもしれません。
【伝え方】その場では言えずとも、後から伝える方法がある
でも、その場では何も言えないケースも多いのではないでしょうか。そして、後から「やっぱりこう伝えておけばよかった」と思っても、自分からはなかなか言い出しにくいものです。
それでも、後から伝えたいと思ったときには、「◯◯さんと比べられるのは嫌だな」というように“比べられた”という点にフォーカスして伝えてみてください。
信頼できる相手なら、その流れで、自分の抱えている容姿についてのコンプレックスの話をしてみてもいいかもしれませんね。
コンプレックスを原動力に変えて「きれい」を手に入れて

ただ、人によっては、「太っている」と言われたことをきっかけにダイエットを決意し、「痩せてやる!」と奮起して、コンプレックスを克服する人もいます。
実は、私自身も、学生時代に友人から「背が低い」と言われたことをきっかけに、いかにカバーできるかを考え、行動を起こしてきたタイプです。
意識的にカルシウムを取り、「キレイな立ち方、身のこなし、歩き方で背の低さをカバーできるかもしれない」と考えて、ウォーキングのトレーニングもしました。そのおかげで今でも「姿勢がいい」と言われることがあります。
自分の容姿は、よくも悪くもずっと付き合っていくものです。怒りの気持ちをバネにして、コンプレックスを克服する原動力に変えてみませんか?そして、傷ついた思いは溜め込まず、信頼できる相手には気持ちを素直に伝えてみましょう。
戸田久実(とだ・くみ)さんプロフィール

アドット・コミュニケーション株式会社代表取締役。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事。
立教大学卒業後、大手企業勤務を経て研修講師に。銀行・生保・製薬・通信・総合商社などの大手民間企業や官公庁で「伝わるコミュニケーション」をテーマに研修や講演を実施。対象は新入社員から管理職、役員まで幅広い。
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