川邊サチコさんに聞くカッコよく年を取るセオリー
川邉サチコさんの凛とした生き方の秘密
川邉サチコさんの凛とした生き方の秘密
公開日:2019年11月22日
川邉サチコさんが、23歳から歩み始めた美容の道
私は、日本文化がまだ色濃く残っていた下町の日本橋で生まれ育ち、学生時代の友人と結婚したのを機に、嫁ぎ先の家業である美容の道を歩き始めました。義母とパリに行ったのが1961年。23歳のときです。
現地のメイクアップスクールやサロンで学び、その後、ファッションショーの美容を担当する仕事からスタートしました。当時はヘアとメイクを両方できる存在は珍しくて、仕事の場は広告や舞台などへと広がっていき、世界を飛び回りました。
印象深い仕事の一つに、東洋の神秘と称された、スーパーモデルの故・山口小夜子(やまぐちさよこ)さんのヘア・メイクがあります。真っ黒なストレートのボブヘア、陶器のようなマットな肌、切れ長なアイ・メイク、リップラインをくっきり描いた深紅の唇という「山口小夜子」を創りました。
素顔の彼女は可憐な少女のようで、温和で繊細な人でしたが、ひとたび舞台に立つと、誰よりも強い存在感を放ちました。人は、自分という個性を認識し、自信を持つと、誰でも美しく輝けるのだと実感しました。
年とともに、自信を失くしたお客さまに伝えたいこと
約25年前には、同世代女性のヘア、メイク、ファッションを応援するトータルサロン「KAWABE LAB」を始めました。お客さまと話していると、皆さん、年とともに自分に自信を失くしているようです。
そんなとき「これまでの経験はすべてあなたの財産よ」と伝えます。自分の歩んできた道を振り返ることは、今の自分を成長させるために大切なこと。振り返れば必ず、輝いていた時期や自分に勇気をくれた出来事、苦いけれど示唆に富んだ経験がたくさんあるはずです。
年を重ねたからこそ、人生経験をもっと大切に生かして、今の時間を楽しんでいく前向きな心を持ちたいものです。
自分の気分が上がる体験を
年齢を重ね、いろいろな経験を生かして、いくつになっても健康で美しくいたいと願う女性を美容で支えていくことが、私のライフワークになりました。
生きている限り前向きに、そして自分の気分が上がる体験をしてもらいたい。そのヒントになることをお伝えしていきたい。自分自身も、身をもって実行していくことが、これからの大きなテーマになっています。
※この記事は、川邉サチコ著『カッコよく年をとりなさい グレイヘアマダムが教える30のセオリー』(ハルメク刊)より一部抜粋して構成しています。
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