高い医療費を少しでも安く!荻原流の医療費節約術3
2023.09.202023年09月20日
5キロ痩せたら100万円!荻原博子さんの節約術#4
歩いて保険料が減額?保険は選び方で無駄をなくす
お金も体もダイエット(節約)する方法を、経済ジャーナリストで家計経済のパイオニアとして知られている、荻原博子さんに伺う企画。今回は「保険料」についてです。健康増進のために増えている各種減額サービスの中から、厳選して3つをご紹介します!
教えてくれたのは:荻原博子(おぎわら・ひろこ)さん
1954年、長野県生まれ。経済ジャーナリスト。大学卒業後、経済事務所勤務を経て独立。経済の仕組みを生活に根ざして解説する、家計経済のパイオニアとして活躍。著書に『年金だけでも暮らせます』『保険ぎらい』(ともにPHP新書)など多数。
健康だと保険料が安くなる!保険の仕組み
生命保険とは、死亡したり病気やけがで働けなくなったりしたときに、生活に困ることがないように、給付金を受け取れるというものです。
年齢や性別など、さまざまなグループをつくり、そのグループのみんなでお金を出し合って、その年に死亡したり病気やけがで入院した人が、みんなが出したお金をもらうという仕組みです。その仕組みを取り仕切るのが生命保険会社。
生命保険会社としては、加入した人が、なるべく健康でいてほしい。保険金も入院(通院)給付金も支払わなくてよければ、それに越したことはありません。ですから、加入者が「健康体」なら保険料が安くなるという保険商品を出しているのです。
健康体とは、BMIや血圧などが保険会社の設定基準をクリアし、病気のリスクが低いと判断された状態のこと。細かな数値は保険会社によって異なりますが、一般的には、BMIは18~27まで、最大血圧が140mmHg未満、最低血圧が90mmHg未満で、保険会社独自の健康条件が加わるのが一般的です。
※体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数「BMI=体重(kg)÷[身長(m)]の2乗」で算出可能
ここからは、運動量や健康状態によって割引やキャッシュバックのある保険を厳選してご紹介します。...