台北・台中・台南で買ったかわいいお土産を披露します
2019.09.242019年08月12日
大好きな台湾8泊9日の旅 part.1
ノスタルジックで美味!台湾の京都・台南を巡る
ハルメクでもおなじみのモデル・青木沙織里さん(50歳)の連載です。今回からは3回連続で、大好きで何度も訪れているという台湾の8泊9日の旅行記をお届けします。まずはノスタルジックな町並みと、おいしい食べ物が魅力の台南からスタートです。
空港から新幹線を使って台南に行く方法
台北は何度も訪れていますが、今回は新幹線を利用して、初めて台中と台南を縦断。
観光スポット、雑貨屋さん、カフェ、ご飯屋さんなどを巡って来ました。その中でも特に私のお気に入りをご紹介します。
まずは出発前に新幹線を事前予約。kkdayというサイトから予約すると、外国人旅行者は普通にチケットを買うより20%の割引きになります。
台中のバスツアーもこちらのサイトで予約しました。次回詳しくご紹介します。
1日目は台北桃園国際空港から台南へ。
台北桃園国際空港に到着すると、必ず寄るのが「美食廣場」。いろんなお店が集結してるフードコートです。
5月から7月が旬のフレッシュマンゴーと人参ジュース、ねぎパンとピーナッツ餅、そして懐かしのレモンケーキ。(レモンケーキはお持ち帰り)。すごい勢いで小腹を満たし先を急ぎます。
空港から新幹線の駅である高鐵桃園駅までは、MRT(台湾の地下鉄)で約20分。
高鐵桃園駅から高鐵台南駅までは新幹線で約1時間20分。新幹線を降りたら、直結している沙崙駅まで歩き、さらにローカル線に乗り換えて約20分で台南駅に到着です。
台北桃園国際空港から、乗り換え時間を合わせても3時間もかかりませんでした。
台南初日。お買い物と晩御飯、デザートも!
とはいえ、すでに夕方。晩御飯までの間にさっそくお買い物をします。
雙全昌鞋行
商店街にある昔ながらのビーチサンダル屋さん。店頭にはカラフルで可愛いビーチサンダルがいっぱい。お店の奥には靴箱が所狭しと積まれていて倉庫のようです。
どれにしようか悩みましたが、日本にはありそうでない絶妙な色合いのビーチサンダルを2足選びました。
旅行中、スコールの時やホテルの薄っぺらいスリッパ代わりにも使えます。
赤崁擔仔麺
台南といえば、茹で海老と甘い肉味噌が乗った担仔麺が有名です。だしが効いたあっさりスープがとっても優しいお味。
担仔麺はもちろんのこと、注文したメニューは全ておいしかったです。
その中で特に気に入ったのが、金時豆がゴロゴロ入ったおこわ。モチっとしたおこわの上にシナモン風味の肉でんぶときゅうりの甘酢漬けが乗っかっていて、それを混ぜ混ぜしていただきます。
最初は、シナモンにおこわにきゅうり???と思いましたが、口の中に入れるとその3つが合わさり美味〜!
衝撃的なおいしさでした。
お腹はいっぱいですが、豆花は別腹ってことで。。赤崁擔仔麺から歩いてすぐの豆花屋さんへ。
同記安平豆花
台南で食べる初めての豆花はシンプルな小豆の豆花を選びました。
甘党の私としては、少々甘みが足りませんでしたが、夜のデザートとしてはちょうどいい。食べ終わってからふと天井を見上げると、なんだかすてきな吹き抜けになってました。
お腹も満たされ、豆花屋さんからホテルまでぷらぷらと15分の道のりを歩いて戻りました。
台南2日目の観光スポットと要チェックなお土産
2日目も台南散策。
うだるような暑さの中、ホテルからタクシーで安平老街へ。タクシーは初乗りが300円くらいなので、行きにくい場所などうまく使えば体力温存にもなりますし、時間の短縮にもなります。
ノスタルジックという言葉がぴったりな古い町並み。安平老街は台湾で最古の商店街だそうです。
張り切って早起きして行きましたが、どのお店もまだ開いていません。いつも思うのですが、台湾の人達は夜型?なのか、朝がのんびりなのです。
しかし台南滞在は2日間。お店が開くのは待っとられん!
先に有名な観光スポット「安平古堡」「史跡記念館」「安平樹屋」を見に行く事にしました。
蝦到爆
台南のお土産ベスト10に選ばれた安平名物。
観光スポットを回り終え、たまたま通りかかったお店。
試食させてもらった海老煎餅がとっても美味しくて、テンションが上がってしまい2袋ゲットしたのですが、これが後々面倒な事に。
買った後に「これって。。手荷物だよね。。汗」
旅は始まったばかり。この日からデカい海老煎餅と共に旅をすることになったのです。
阿田番薯椪
熱々でもちもち! 3種類の揚げ餅をゲット。
蕃薯椪(サツマ芋)
芋頭餅(タロ芋)
白糖粿(もち米)
どれもうまい! です。
市街と安平の間なので、安平観光の帰りにでもタクシーの運転手さんに寄ってもらって、ぜひお試しあれ。
その他に安平で寄ったお店はこちら。
「撈氷鮮果氷飲店」
マンゴーかき氷やフルーツのスムージーのスイーツ店
「安平広記杏仁豆腐氷品」
杏仁豆腐専門店
安平からタクシーで市街地へ。
合成帆布行
台南は、帆布の生産が有名。
とっても丈夫でお値段もリーズナブル。何店舗か回ってみましたが、こちらの帆布屋さんのデザインが一番好みでした。
この日の気温は36℃。
うだるような暑さの中、店先で扇風機をかけながら作業するお姉さん。
ミシンのダダダダダッ……という音と光景がなんとも心地よく、懐かしさを感じました。
他の帆布屋さんはこちら。
「永盛帆布行」
「廣富號」
「清隆帆布」
突然のスコール。
「茶工業」でタピオカミルクティーを飲みながら止むまで雨宿りし、林百貨店へ。
林百貨店
山口県出身の経営者林方一さんが、日本統治時代に創立した百貨店。
雑貨、洋服、化粧品、食品など、メイドイン台湾のおしゃれなセレクト商品が並んでいます。疲れたら4階の「HAYASHI CAFE 」もおすすめです。
お買い物だけじゃなく、台湾の歴史を感じるレトロな建物を見るだけでも楽しい。
合成帆布と林百貨店のコラボ商品で、林のロゴがデザインされたペットボトル入れが欲しかったのですが、残念ながら売り切れ。また台南に行く口実ができました。
年繡花鞋
林百貨店から歩いてすぐの、チャイナシューズ専門店。
ほんとにここであってるの? と不安になるような細い路地を入って行くと、突き当たりにお店があります。
帆布屋さんと同様、店先の扇風機の前で梱包作業をするおじちゃんとおばちゃん。声をかけ中に入ると、可愛い刺繍のチャイナシューズがたくさん。台北にあるチャイナシューズのお店より品揃えが豊富です。
あれこれ試着している間も構わず作業をするおばちゃん達。「決まったら声かけてね」と放っておいてくれます。中国語はわかりませんが、きっとそんなニュアンス。。
悩みに悩んで、普段の洋服に合いそうなデザインを2足選びました。
集品蝦仁飯
地元の人でいっぱいの人気店。
おだしが染み込んだ茶色いご飯に小海老がいっぱい乗っかった海老ご飯。ご飯は少し柔らかめにたいてあるので、硬めご飯が好きな方にはイマイチかもしれませんが、海老好きにはたまりません!
写真を撮り忘れましたが、ハマグリスープも絶品でした。
神農街
台湾らしい赤提灯と、古民家をリノベーションしたギャラリーやカフェが建ち並ぶ神農街。
台北にもある雑貨とカフェのお店「小日子」に入りました。
夜まで湿度が高く汗が止まりません。汗だくでアイスコーヒーを注文すると、見かねてか、店員さんがお店の中で一番涼しい場所を案内してくれました。
台湾の人はほんとに優しい。
3日目の朝、台南から台中へ。
台湾の京都と言われている台南。
2泊ではもったいないくらいに魅力溢れる古都でした。後ろ髪を引かれる思いで、再訪を期待していざ台中へ。