華正樓 新館売店|中華街の達人たちが絶賛する肉まん
2019.05.292019年04月29日
横浜中華街の絶品肉まん(3)|北京飯店
北京ダックの名店が女性におすすめする肉まんはこれ!
中華街の表玄関・朝暘門下、北京ダックで有名な「北京飯店」では、いくつもの魅力的な中華まんが売られています。その中で店員さんおすすめの2種類の中華まんを食べてみました。
お店のおすすめは五目肉まんと野菜まん
「北京飯店」は地下鉄元町・中華街駅を出た目の前にある朝暘門のすぐ右脇にあるお店です。北京料理といえば北京ダック! ということで、このお店では予約をしなくても、いつでも北京ダックが食べられます。
さて、肝心の肉まんは、朝暘門のすぐ下、建物の角のところにあります。すぐ前が大きな通りということもあって、さほど忙しくない時間帯は、店頭のガラスが閉め切られています。左側にある小さな呼び鈴のスイッチを押すとガラスが開けられて、お姉さんが「何にしますか」と注文を聞いてくれます。ちょっと無愛想な雰囲気ですけれど、やたら商売っ気がある人より信頼できるかも?
「おすすめはなんですか?」と尋ねると「五目肉まんが絶対に美味しいですよ」。「女性なら、野菜まんもおいしいですよ」と言われたので両方買っちゃいました。五目肉まんは丸い形で中華街の肉まんのレギュラーサイズ、野菜まんは上から見ると葉っぱの形で、先っぽがとんがっていてカワイイですね。
さて、食べてみようかと2つに割ると、あんは挽肉ではなく、ごろんと大きな切った角切りのお肉と野菜です。皮は薄めで、その中にたっぷりあんが入っています。お肉の大きさは、1.2センチ角くらいでしょうか。他にも、小松菜やタケノコが、同じようにごろんと入っています。「食材の大きさをそろえる」というのは中国料理の基本のキ。そこをキチンと守っているのはさすがです。あんは塩味。ごま油の香りがふわっと漂ってきて、なんとも贅沢な味です。
そしてもうひとつのおすすめ、野菜まん。これも同じように大きく切った具材がとろみの付いたスープでまとめられています。あんというよりは、美味しい野菜炒め! 肉は入っておらず、五目肉まんよりあっさりとした味付けです。食べていて、ちょっとお酢をかけると美味しいなと思いました。家に帰ってお酢をかけてみると、これが絶品の美味しさでした。
■北京飯店
住所:神奈川横浜市中区山下町79-5
電話:045-650-5788
営業:平日11:00~18:00 土日祝 11:00~20:00 無休
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