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- 広東料理の名店が作るジューシー肉まんを食べてみた
横浜中華街を代表する広東料理の名店「中華菜館 同發(どうはつ)」の新館にイートインができ、お土産でしか買えなかった肉まんが、その場で食べられたり、食べ歩きできるようになりました。
塩味のあんとふわふわの皮。まさに肉まんのお手本
「同發」は、誰もが1度は名前を聞いたことがある、横浜中華街を代表する広東料理の名店です。「同發」の新館は、かつては「新光映画劇場」という映画館で、風格を感じさせるビルです。その1階が中華スイーツや点心、中華菓子、中国茶を楽しめるイートインコーナーとして開放されているのです。それまではお土産で買い、家でふかさないと食べられなかったのですが、いまでは堂々と食べ歩きもできます。
さて、そんな「同發」の肉まんはというと、かぶりついてまず感じるのは皮の甘さです。大きいので、横からかじっても、すぐにはあんに届かないのですが、皮そのものが甘いので、残念な肉まんとは違い、あんが顔を出すまでもおいしくいただけます。もちろん、皮自体が分厚すぎるというわけでもありません。ふわふわとして食べやすい皮です。てっぺんのところは皮がたっぷりあり、そこはちょっとパンのようにしっかり膨らんでいるので、固くはありません。
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肝心のあんは塩味です。シンプルに、粗めに挽いた豚肉とタマネギを中心にしたあんで、ごま油の香りがほのかにします。あんを噛んでいると、なにかコリコリした、独特の食感の具材が入っているのが分かります。これはおそらく軟骨ではないでしょうか。コリコリを噛みながら食べていくと、あっという間にひとつ食べ終わってしまいます。
くどすぎない塩味のあんと柔らかでふかふかした甘い皮。飾り気はありませんが、肉まんとはこういうもの、というツボをキチンと抑えています。中華街の肉まんの優等生ですね。
![](https://halmek.co.jp/media/uploads/113535d0ba7d610139bbff0f968f1b9f1555313045.6126.jpg)
■中華菜館 同發 (新館売店イートイン)
住所:神奈川県横浜市中区山下町164
電話:045-681-8808
営業:11:00〜21:30 無休
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