あの女優さんも実践している大胆ケア

照明が落ちた機内は絶好のスキンケア・タイム

公開日:2018.07.27

機内の湿度は10~20%と砂漠並みの乾燥状態! カラダにもお肌にも水分補給が必要です。海外旅行、特に長旅なら、機内にスキンケア製品を持ち込んでスキンケアを心がけましょう。機内の照明が暗くなったら顔パックをしている人もいるほどなんです。

機内にどうしてもほしい化粧品とは

化粧品も小さい容器に入れ替えてジッパー付き透明プラスチック製袋に入れないと機内持ち込みできないから気をつけて

待ちに待った海外旅行。持ち物のパッキングを始めたときから、旅は始まっているのかも。「荷物は何を持っていこうかではなく、何を持っていかないか」がポイントで、スーツケースの中身は、帰りのお買い物を前提に、2分の1にとどめておくのがオススメです。

一方、機内に持ち込む手荷物には、日常生活でも絶対に手放せない持ち物を入れておくことが大原則です。湿度10~20%と砂漠並みに乾燥している機内ではスキンケア製品はマストアイテム。ただ、液体類の持ち込みは、100ml(g)以下の容器に入れて、容量が1L以下のジッパー付き透明プラスチック製袋に入れないとダメという決まりがあるので気をつけて。

袋のサイズの目安は、縦20cm以下×横20cm以下(縦横合計40㎝以下の袋・1人1袋)のみなので、旅の日数を考慮して、少し多めの分量を100円ショップで売っているような高さ10cmくらいの小分けのプラスチック製ボトルに入れて持っていくのがオススメです。ローション、乳液、ハンドクリーム、リップクリームなどを(ファスナー付き透明プラケース)などに入れて、空港の手荷物検査場ではいつでも出せるようにしておくと便利です。

食後の休憩はシートパックタイム

CAさんの話では、機内でパックする女性がとても多くなってきたそうです

飛行機に乗る時間が5時間を超えるような長旅だったら、シートパックを機内に持ち込むのが断然オススメ! 食事直後の時間帯は、トイレも比較的空いているので、まずはメイクオフと歯磨きをすませましょう。機内の照明が落とされて暗くなったら、顔にシートを貼っていても恥ずかしくないので、いっそのことスキンケア・タイムにしてみてはいかがでしょうか? 女優の夏木マリさんが実践されているそう。乾燥防止にもなるし、日常から非日常への切り替えに役立つうえ、何よりリラックスできるから、いつも頑張っている自分へのご褒美気分が味わえます。

外からだけでなく、中からも潤わせるためには、お水をたっぷり摂りましょう。搭乗口近くの免税店やレストラン(おもに海外の空港では)でペットボトルのお水を買っておけば、いつでも飲めるから安心です。旅先では便秘になりがちという方は、意識してコンスタントに水分補給を。海外でお水を買うときには、なるべく硬度の低い日本の水に近いもの(軟水)を買いましょう。よくわからなければ添乗員さんやガイドさんに、どの水がいいのかお任せすれば安心です。

空港の免税店は人気コスメがお買い得

空港のショップでお土産を調達。日本に持ち帰られる海外の化粧品は1アイテムにつき 24 個までなので気をつけて

楽しい旅行も終わりに近づいて、いよいよ帰路の空港で最後のお買い物タイム。日本ではお高めの海外ブランドも、ちょっと奮発して手に入れてみたいものです。

スキンケア製品はもちろん、オードトワレや練り香水、リップバームなど、普段はあまり買わないものも、こんな機会に試してみては? 気をつけたいのは、香料の強さや含まれている成分。試してみて「この香り、好き!」という商品があれば買えばいいし、合わなさそうと感じたら「 Sorry(ごめんなさいね) 」の一言でにっこり笑えば買わなくても大丈夫です。

ロクシタンといった日本で人気の商品も、国内の10~20%オフプライスで買えるから、色などに左右されないハンドクリームやリップクリームは少し多めに買って、友達にさりげなく渡せば喜ばれること間違いなしです。でも、日本に持ち帰られる海外の化粧品は、1アイテムにつき 24 個まで。口紅だったら、たとえ色やブランドが違っていても合計で 24 個までです。 25 個を超えると日本の税関で没収される可能性が出てくるので、くれぐれも大人買いにはご注意ください。
 

まとめ

空港内のお土産屋さんでスキンケア製品を購入すれば、そのまま機内に持ち込んで使うことができます。帰国する際、お土産と一緒に自分用も購入して、機内で早速使ってしまうのもいいですね。でも化粧品は1アイテムにつき24個まで。税関に没収されないように注意してくださいね。
 

幾野 杏子

いくの・あんずこ  フリーライター 酒と終着駅をこよなく愛する、アラ還ライター。国内海外問わず出掛けた地では、市場と酒場と賭場(馬、自転車、ボート)、そしてその地で一番高い場所に足を伸ばし、地元密着情報を地元民から仕入れるのがモットー。

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